Kickstarterが、小規模で手軽にプロジェクトを立ち上げるQuickstarter制度を開始

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Kickstarterが、小規模で手軽にプロジェクトを立ち上げるQuickstarter(クイックスターター)という制度を新たに開始しました。
この新しい方式では、目標額は10万円以下にする、など今までにないルールがあります。手軽に載せることに焦点を置いた制度です。

なぜQuickstarterなのか?

プロジェクトを手軽に載せるQuickstarter、なぜこの制度が生まれたのでしょうか?
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Kickstarterはクリエイティブなプロジェクトを載せて、世に問うというウェブサイトです。そのKickstarterで成功したプロジェクトの中には、Facebookに買収されたOculus Riftなどもあり、次第に商品型クラウドファンディングというものに注目が集まるようになってきました。
しかし注目が集まる一方で、プロジェクトを立ち上げてKickstarterに載せるための作業量も増えてきました。
例えば動画です。FinalStrawはストローですが、この動画は大変凝っています。出演者とその手配、カメラスタッフ、衣装、編集、シナリオ構成など、とてもではないですが、カメラだけあれば撮れるというものではありません。
FinalStrawの製品自体のデザインや製造スタッフとは別に、動画製作を別に発注しなければ、これだけの練られた動画は作れなかったでしょう。
https://www.kickstarterfan.com/archives/34367

Quickstarter

Oculus Riftといった当時としては大掛かりな製品であったり(今では段ボール+スマホもありますが)、FinalStrawのような凝った動画でより支援者を集める。それはそれでいいのですが、もっと手軽にクラウドファンディングにプロジェクトを載せてもいいんじゃないのか。
そういったコンセプトで作られたのが、Quickstarterという新たな分類です。発案者であるOscarさんは、Quickstarterのコンセプトをこう説明しています。

Quickstarter is fun.
Quickstarter is DIY.
Quickstarter won’t take over your life.
Quickstarter is not a job.
Quickstarter is no big deal.
Quickstarter is about thinking small.
Quickstarterは楽しむために行おう。
QuickstarterはDIY(日曜大工)だ。
Quickstarterは人生をかけて行うものではない。
Quickstarterは仕事(就職先)ではない。
Quickstarterは大事業ではない。
Quickstarterはコンパクトに考えるということだ。

Kickstarterのテクノロジーカテゴリーでは事業を起こすというものがありますが、そうではなくもっと個人レベルで、コンパクトにプロジェクトを行おう、というものです。
しかしただ単にKickstarterにプロジェクトを載せても、多数あるプロジェクトの中に埋もれてしまいます。そこでQuickstarterの専用ページが用意され、コンセプトに沿ったものがQuickstarterプロジェクトとして一覧で見られるようになっています。
https://www.kickstarter.com/quickstarterprojects
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Quickstarterのルール

小さなプロジェクトにするというコンセプトのため、Quickstarterには独自のルールがあります。
・三か月以内の計画にする。
・支援募集期間は20日以内にする。
・目標額は1000ドル以内にする。(通貨は換算して考える。日本円なら10万円前後)
・支援の見返り(製品)は50ドル以内にする
・動画は1日で撮る
・自分からPRキャンペーンをしたり、メディアにコンタクトしない(取材が来るのは問題なし)
・ソーシャルメディアで有料広告は打たない
・延長ゴールは作らない
・Quickstarterとキャンペーン名に入れる

発案者Oscarさんプロジェクト

Quickstarterの発案者Oscar Lhermitteさんは、ロンドンで活動している製品デザイナーです。OscarさんがQuickstarterのアイデアをKickstarterに持ち込み、実現することとなりました。
Oscarさんは以前にKickstarterで自身のプロジェクトを公開しています。例えばMOONです。月の模型なのですが、ライトが当たることでクレーターのおうとつまでリアルに見えるというものです。


また今回、OscarさんはQuickstarterでもプロジェクトを公開しています。TAPE STICKERSというものです。
https://www.kickstarter.com/projects/1822742096/quickstarter-1-tape-stickers
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TAPE STICKERSは、テープとして箱の梱包などができます。
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一方でTAPE STICKERSには様々な模様が印刷されています。ステッカーとして貼ることで、ナットのサイズ確認であったり・・・
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角度を測るステッカーになったりします。
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テープ1は物差しや分度器になっています。
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テープ2は様々なサイズのフォントで文字が書かれていたり、線の太さといった、サイズガイドになっています。
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動画は1日で撮れというルールがありましたが、TAPE STICKERSの動画はなるほどコンパクトにまとまっています。セリフなしですが、何をするものかというのがわかる内容になっています。
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まとめ

プロジェクトが多数載るようになって競争が激しくなったせいもあると思いますが、大掛かりなプロジェクトであったり、凝った動画であったりが重要になってきました。
それはそれでいいが、もっと楽しんでプロジェクトを気軽に作れるようにしよう、というのがQuickstarterの試みになります。
そういうところから面白いアイデアが出てくれば、作る方も支援する方も楽しくなるのではないでしょうか。

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