GPU全力使用の重いゲームをファンレス静音で楽しむ驚異のPCケース(ケースなのか?) The Beast

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The Beast (ザ・ビースト)は、ファンレスPCケースです。GPU全力使用の重いゲームすら、ファンなしの無騒音で楽しめるというものです。その代わり、相当極端な仕様ですが。

使い方

従来のファンレスPCケースでは、音は静かでも、CPUやグラフィックボードの性能が低いものを使わなくてはならないことが多くありました。それが、このThe Beast (ザ・ビースト)は、幅広いPCパーツに対応しているのです。

このPCケース最大の特徴は、なんといっても、放熱用の金属であるヒートシンクが巨大であることです。下の画像のルービックキューブと比較すると巨大さが分かります。通常のヒートシンクは、大きいものでルービックキューブと同じくらいです。

そして、側面カバーがなく、中身がむき出しとなっています。これも冷却のためです。

そりゃあ冷却のためには、熱い空気が溜まる板はないほうがいいですが‥‥ここまでくると、もはやこれケースなの?って感じです。ケース、すなわち入れ物と言う場合、何らの蓋があるものを指すと思います。

ところがこれは何の覆いもありません。天井だけです。しいて言えば、PCパーツ「ハンガー」でしょうか。吊るしてあるだけです。まあ固定はしていますね…。

mini-ITXからATXまで、主要なマザーボードの多くに対応しています。また、グラフィックボードも、29cmまでのPCB基板のものに対応しています。ストレージは、HDDなら4つまで、SSDなら8つまで装備できます。

接続端子は、USB Type-Cx1、USB 2.0×2、USB 3.1×2などを装備しています。

フライトシミュレータなど、ハイスペックを必要とするゲームに使うことができます。

では仕組みです。このケースは、巨大なヒートシンクを2つと、ヒートパイプを10本装備しています。

さらに、フロント、及びリアパネルはアルミ製であり、ここにヒートシンクをつなげることで、放熱効果を高めているのです。そのため、最大放熱量を表すTDPでいうと、CPUで200W、GPUで300Wのものまで使用できるのです。

これがあれば、高性能で静かなファンレスPCを作ることができますね。

まとめ

お値段は€790+送料€165で、€955 (約126,300円)です。

2021/11/7まで支援受付中です。
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