馬の健康状態をリモートで検知する。ケガや病気を早期発見する新手のIoT | HoofStep(フーフステップ)

スポンサーリンク

HoofStep1.jpg
HoofStep(フーフステップ)は、馬の状態を自動的に遠隔測定して管理できる、IoTグッズです。
開発元はスウェーデンです。

使い方

さっそうと走る馬…人間の歴史とも深いかかわりをもつ動物です。
HoofStep17.jpg
しかし馬にも健康状態がもちろんあります。しかし今健康かどうかを知ることは簡単ではありません。
HoofStep16.jpg
そこで馬の健康を測定できるために作られたのが、このHoofStep(フーフステップ)です。このセンサーを馬に取り付けて使います。
HoofStep20.jpg
ヘッドギアをつけて、馬の頭の部分に装備させます。GPS受信機と加速度計、ジャイロセンサーがついていて、馬の移動や体の細かい動きを把握することができます。
HoofStep19.jpg
開発元によれば、馬はほとんどの時間、人間が管理していないとのことです。確かに室内で飼っている犬猫のように、四六時中付きっ切りとはいきません。
しかしそうなると、馬が怪我をしてしまったときにもなかなか気づきにくいという問題があります。
HoofStep3.jpg
そこでHoofStepをつけておくことで、たとえば馬がケガしてしまった場合でも、なるべく早く気づくことができるようになります。HoofStepについている加速度センサーやジャイロセンサーで、馬が異常な動きをしているかどうか検知できます。
HoofStep7.jpg
GPS受信機もついているため、脱走した場合でも検知できます。
HoofStep8.jpg
ケガや病気でなくても、ストレスがたまって行動に現れている場合にも検知できます。
HoofStep9.jpg
センサーからためられたデータは蓄積され、機械学習により正常状態が学習されます。馬によって個体差がありますが、このデータ学習は各自の馬ごとに行われます。正常データから外れると、スマートフォンアプリに通知を出してくれます。
HoofStep12.jpg
アプリでは馬の行動状態を視覚化して表示してくれます。
HoofStep14.jpg

まとめ

あれば便利そうですが、ただ馬というのが気軽には飼えない生き物です。その点で非常にニッチな道具かと思います。犬用のものは今までありましたが、馬がなかったのはそれが理由だと思います。
お値段は2.499 SEK(約29,700円)です。現状日本へは発送していません。
2019/3/31まで支援受付中です。

コメント