雷、雨量、風速、気温などあれこれ測定できる、個人用気象グッズ | WeatherFlow(ウェザーフロー)

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WeatherFlow(ウェザーフロー)は、個人で使う気象観測装置です。自宅付近の温度、湿度変化や、雷の予報を見ることができます。

使い方

WeatherFlowは二つに分かれています。
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一つ目はAIRです。こちらは日影において使います。
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AIRは温度、湿度、気圧、雷の測定を行うことができます。
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雲行きが怪しくなって、遠くの雷を検知すると・・
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スマホアプリに、雷が発生したことを教えてくれます。おおよその距離も表示されます。
開発元によると40km先の雷を検知できるとのことです。検知には音ではなく、雷が発する電磁波のノイズを検知する方式を使っています。雷検知専門のセンサーがパーツとして販売されていて、それを使用しています。
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雲行きが怪しくなる前に家に帰ろう、ということができます。
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雷だけでなく、スマホアプリで温度の変化グラフを見ることもできます。
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もう一つの測定装置はSKYです。こちらは風速などを測定できます。
なぜわざわざ二つに分かれているか? ですが、風速を測定するためには屋外にセンサーをおかなくてはなりません。しかし屋外に置くと、太陽光が直接当たって測定装置の温度が上がってしまいます。これでは空気の温度(気温)を正しく測れません。
そこで気温を測る方は日影に、風速を測る方は野ざらしにわけて置く、という方法をとっています。
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風速を測る場合、カップ風車を回してその回転速度を調べるという方法があります。過去にもスマホにとりつけるものがありましたね。
この方法は単純明快ですが、風の力がかかるので壊れることもある、という弱点もあります。
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SKYが採用している方法は、超音波を使った方式です。この方法は可動部分がないので、その分壊れにくいというメリットがあります。超音波を機器内で飛ばして、その到達速度で風速を測るという方法です。
SKYの精度は公開されていませんが、開発元が試したところ正確だったとのことです。
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さらに雨量を測るセンサーもついています。こちらも可動部分無しです。天井部分には光センサーがついており、紫外線の強さも測ることができます。
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前半のSKYは日影に置きますが、AIRの方は屋外の雨のかかるところに置いて使います。
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SKYとAIRのデータを組み合わせ、グラフでデータを見ることができます。
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単に見るだけではありません。紫外線指数が高くなったら日焼け止めを塗るように通知してくれたり・・
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雨の時に、対応しているスプリンクラーを自動で延期したりできます。
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日の出に連動してファンを動作させたり・・
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日没で照明をつけたりできます。
対応しているプラットフォームは、SmartThings、NEST(Googleが買収した会社)、Apple HomeKit、Amazon Echo、IFTTT(いろいろなサービスとの橋渡し)です。
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個人用の気象観測グッズというと、Netatmoなどが既にあります。Netatmoもオプションで雨量、風速はありますが、雷というのは今のところないです。

まとめ

お値段は$169(約17,700円)です。日本への発送は行っていません。
AirとSkyのセットです。
2016/07/23まで支援受付中です。
https://www.indiegogo.com/projects/weatherflow-smart-weather-stations#/

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