FOCI(フォーカイ)は、自分集中して作業しているか調べるグッズです。気が散っていることを自覚したら、自分を正す、というための道具です。
使い方
集中して作業すべき時でも気が散ってしまう。3分ごとに気が散ると、一年では31日分にもなってしまう・・・。FOCIの開発元はそう言います。
31日分かどうかはともかく、気が散るというのは誰にでもあることだと思います。
そこで作られたのがFOCI(フォーカイ)です。身に着けて、気が散っていないか調べるグッズです。
FOCIはズボンなど腰の位置に取り付けて使います。重さは10gなので邪魔になりません。
FOCIはスマートフォンのアプリとセットで使います。今集中できているかどうかがアプリ上に色のついた丸で表示されます。黄色は集中できている状態で、灰色になると集中が切れてしまった状態を表しています。
スマートフォンを置いていると余計に気になってしょうがない・・そんな場合でも使えます。集中が外れた状態になったらFOCIが振動して教えてくれます。
自分が集中していないことがわかったら、自分の意志で集中を取り戻す努力をします。ここは当然ながら手動です。
問題はどうやって集中しているかどうかを確かめるかです。FOCIは、実はおなかの動きを測っています。呼吸によりおなかが膨らんだりへこんだりしますが、FOCIはこの動きを測っています。
下の画像で、中央のスマホにはこのおなかの動きがグラフで表示されています。
画像に移っている人が、リラックスして温かいお風呂に入っているところの想像を始めました。するとおなかの動きのパターンが変わり、それをFOCIが認識しました。アプリの画面に表示されている丸の色が変わりました。
FOCIでは機械学習を使い、おなかの動きのパターンを認識しています。
今度は食べ物のことを考え、意図的に気が散るようにしました。また色が変わり、集中していないことを示す灰色になりました。
この画像では自己申告でお風呂のことを考えたり食べ物のことを考えたりしています。ただこの検出方式がだれにでも当てはまるのかどうかは、よくわからない、と思います。呼吸パターンで感情が認識できるのではないかという論文を開発元は引用しており、可能性はあるかもしれません。
もし腰につけるだけで集中状態を検知できるなら、手軽で便利だと思います。
まとめ
お値段は£48+送料£8で、£56(約8,100円)です。
2018/7/7まで支援受付中です。
https://www.kickstarter.com/projects/661527809/foci-wearable-that-boosts-your-focus
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