BiTool 2.0は、一本で大きさの違うねじ山に対応できる、ドライバーとレンチです。
使い方
今回のBiTool 2.0は、初代BiToolの改良版です。初代は2015年にKickstarterに登場しました。
https://www.kickstarterfan.com/wp-content/uploads/2015/11/driver4.jpg
こちらがBiTool 2.0です。一見するとただの棒で、レンチには見えますが、ドライバーのようには見えません。
しかし底を開けると、中から金属の物体が出てきます。何やら固まっていますが・・・
実はこれがドライバーとレンチの先端になっています。
この先端部分を取り付けることで、一本のBiToolで違うネジやナットを開け閉めできるようになっています。なおかつ本体内にドライバー/ナット先端を収納できるので、場所をとりません。
土台部分は磁石になっていて、先端を張り付けて一つにまとめられるようになっています。
この機能自体は初代からありましたが、今回は土台の形が若干かわっています。土台に溝がついていて、はめこめるようになりました。下の写真左側が今回の2.0、右側が初代モデルです。初代の土台は円盤でした。
これにより先端部分がうまく揃わない、という問題がおこらなくなっています。本体に収納するには向きをそろえて土台に張り付けなくてはなりませんが、これがやりやすくなりました。
一本で複数サイズに対応できるので、道具をコンパクトに持ち歩るける、というところがBiToolの特徴です。
もちろんこれ一本で何でも解決できるわけではなく、ドライバーとレンチの機能しかありません。ラジオペンチのようなことはできません。
ネジやナットの大きさもなんでも対応できるわけではありません。BiToolが持っている先端部分は、ネジ2種類、ナット6種類、その他2種類のみです。
しかし持ち運ぶという用途には適しています。例えば自転車の整備をして・・・
使い終わったら収納します。
そのままウェアのポケットにBiToolをしまいます。こういう用途には向いています。
外でカメラスタビライザーのナットを締めて・・・
カメラを固定して動画撮影することができました。
先端部分は小さいので失くしがちです。実は本体も磁石になっており、先端部分を張り付けて置けるようになっています。細かい工夫ですね。
本体と首部分の間の角度は自由に変えられます。本体を横に向けると、強い力が出せます。
強い力で緩めたり締めたりしなくてよい、というときはまっすぐに持てます。
今回は、Litというフラッシュライトも用意されています。
2段階に明るさが調節できるライトになっています。
これも磁石になっているので、鉄系の金属に張り付けることができます。
作業箇所を照らして、やりやすくすることができました。
LitはBiToolの下部に張り付けて、一緒に持ち歩くことができるようになっています。
BiToolとLitで好きな色を選ぶことができます。カラーバリエーションが増えたのも今回の変更点です。
まとめ
お値段は$62+送料$8で、$70(約7,700円)です。BiToolとライトであるLitのセットです。
Litなしバージョンのほうは、$42です。
2017/
https://www.kickstarter.com/projects/cycop-life/bitool-20-lit-a-universal-multi-tool-even-better
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