チェスの駒まで作れるチョコレート専用3Dプリンター。名前もチョコで印刷可能 | mycusini(マイクイジーニ)

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mycusini(マイクイジーニ)はチョコレート用の3Dプリンターです。好きなデザインでチョコレートを作ることができます。
開発元はドイツです。

使い方

白と黒の駒でチェスをしています。
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自分の駒を動かして相手の駒を取りました。普通なら盤面からどかすところですが…
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なんとどかした駒を食べてしまいました! チェスは将棋と違い取った駒は再利用しないので、反則ではありません。ルール上はそれでもいいですが、が歯が欠けてしまいそうです。
実はこれ、チェコートでできたチェスの駒なんです。
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mycusini(マイクイジーニ)はチョコレートを使って印刷する、3Dプリンタです。好きな形でチョコレートを作ることができます。もちろんさきほどのデモであったように、実際食べることができます。
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チェスの駒程度なら、駒の種類分だけ肩を持っていれば自力で作ることもできます。でもそれ以外の形を作りたくなったらどうすればいいのでしょう。
mycusiniなら、プリンタが好きな形でチョコレートを作ってくれます。それぞれに専用の方を用意しなくても、無数のデザインで作ることができます。
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誕生日などで彼氏彼女から渡されたコーヒーフロート…
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その上には、「for you」と書かれたチョコレートが乗っていました。もちろん相手の名前とか記念日の日付なども入れられます。これはもらったら間違いなくうれしいでしょう。
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家に来た一人一人の名前を入れて、食べ物の上に載せるというようなこともできます。普通なら面倒ですが、3Dプリンタなら自動でやってくれるのでとても楽です。
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線で描いた蝶のような複雑な図形も作ることができます。
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使い方は簡単です。ステンレス製のカートリッジに、チョコレートを入れます。
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mycusiniにセットしたらスマホアプリで図形や文字を選んで、あとは待つだけです。
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カートリッジに入れるチョコレートは専用のものを使います。自前で用意したチョコレートでも一応は可能ですが、ただしチョコレートの素材をプリンタに合わせないといけないため、厄介です。そこで開発元は、自社で用意している詰め替えチョコレートを推奨しています。
チョコレートはもともとは印刷のためのものではありません。溶ける温度が素材によって違いますし、うまく溶けないとプリンタが詰まります。カカオを溶かしてテンパリングする工程でも、mycusiniに合わせる必要があります。
こういったことを考えると、あらかじめ用意された材料を使うのは仕方のないところだと思います。食べ物で印刷するには、素材はなんでもというわけにはいかないでしょう。
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まとめ

個人で持っていてもおもしろいですが、一番役立つのはカフェであったり、お菓子屋さんでしょうか。これで誕生日用のお菓子を作るサービスがあれば、お客も集まるのではないでしょうか。
お値段は€248(約30,300円)です。現状日本への発送は行っていません。
2019/7/9まで支援受付中です。

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