Roman Ballista(ローマンバリスタ)は、古代の攻城兵器をミニチュアトイにしたものです。
使い方
今回のBallistaの作者、ジョセフさんは以前から古代兵器のミニチュアを作っていました。スプーンのような腕を持つ投石機(オナガー)であったり・・・
関節のあるアームを持つ投石機、トレビュシェットであったりです。
そして今回作ったのが、このRoman Ballista(ローマンバリスタ)です。古代ローマ時代に使われた弩です。本来は攻城兵器として要塞の攻撃に使われましたが、これは単なるデスクトイです。ちゃんと的までついています。
Roman Ballistaは組み立てキットになっています。箱を開けると…
木製のパーツが入っています。
これをプラモデルのように切り取って組み立てていきます。切れ目は入っているので、自分で木材加工する必要はありません。
真鍮製のパーツも入っており、木製パーツを強化、装飾するようになっています。下の写真は車輪のフレームを木のパーツで組み立てて、外側に真鍮のパーツをはめ込んだところです。真鍮のパーツが木の色合いとマッチして、なかなかいい感じになっています。
真鍮製のビスもあり、金づちで叩いて固定します。
そうやって組み立ててできたものが、こちらです。
ただ鑑賞するだけでなく、もちろん動作します。ハンドルを回すと弩のつるが後ろにひかれていきます。留め金がついているので、不用意に解放されないようになっています。
弩を後ろまでひいて、エネルギー充填完了です。
付属の的を配置して、これを狙います。
バリスタを持ち上げて、高さを調節しました。そして…
発射! 見事に命中して的が吹っ飛びました。もちろん本物のバリスタと違って矢や槍は打ち出しません。付属しているのは木の小さな棒です。
単なるおもちゃではあるものの、細部まで精巧に作られています。巻き取り木の部分にはちゃんと紐が使われています。
エネルギーをためておく部分も、いにしえと同じくねじった紐です。奥に見える縦方向に走っている紐がねじれることにより、力が溜まります。
大きさは全長約15cmと、かわいらしいサイズになっています。
付属のスタンドを使うと、持ち上げて飾れます。
他の投石機2種と合わせるとより楽しめるかもしれません。
まとめ
お値段は$39+送料$23で、$62(約6,900円)です。
2019/1/10まで支援受付中です。
https://www.kickstarter.com/projects/trebuchet/roman-ballista
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