FLECTR VORTEX(フレクターボーテックス)は、自転車のクランクに貼る反射フィルムです。夜道で車から見えやすくすることが目的です。
使い方
2016年、FLECTR(フレクター)というプロジェクトがKickstarterに登場しました。
自転車を車から見えやすくするための反射板、従来のものはかっこなくないし、空気抵抗があるし、重量が増すではないか・・・。
そういった発想から作られたのが、初代FLECTR(フレクター)です。重さわずか0.7gと、1gにすら満たない軽量さです。さらに見た目がスタイリッシュでかっこよくなっています。
単にデコレーションとして自転車に着けてもいいぐらいです。
次に作られたのが、FLECTR 360です。2017年Kickstarterに登場しました。タイヤのリム(ふち)に貼る反射フィルムです。
初代はタイヤのスポークに貼っており、横からの視認性はありました。FLECTR 360はタイヤのリムにはることで、前後方向にも視認性を持たせたものです。
そして今回作られたのが、FLECTR VORTEX(フレクターボーテックス)です。ペダルのクランクに貼るバージョンです。
光を反射するようになっており、遠くからでも自転車を視認しやすくなります。
一番威力を発揮するのは夜です。夜は自動車から自転車が見えづらくなります。そこで反射板を自転車に備えることで、車から見えやすくしようということです。
道路を横切られなければならないようなときに、車のヘッドライトが反射して、自転車が発見しやすくなります。
下の写真ではFLECTR自体が発光しているように見えますが、単に手前から当てたライトが反射しているだけです。蛍光塗料などではないので、光が当たらないところではFLECTRも見えません。
夜に自転車で走っているときに、自動車のヘッドライトを反射せて見えやすくする。こういった状況でFLECTRは役立ちます。
初代FLECTRのときから製作者がこだわっていることが、デザインです。スタイリッシュですっきりした見た目になっています。三角形を組み合わせたトラス模様ですね。
FLECTR VORTEXはペダルの横に貼るという性質上、足と接触したりすることが多くなります。そこで重要になるのは耐久性です。
そこでドライバーで何度かひっかくという実験をしています。上側に貼っているのがFLECTR VORTEX、下側は他の製品です。
上側のFLECTR VORTEXは、ドライバーの先端でなんどか傷つけようとしても傷がついていません。
下側はドライバーでひっかくと破れが生じました。ただこれはどの製品化にもよると思いますが・・・。
水を高圧で吹きかけて洗う、というような用途も想定しています。
まとめ
お値段はペダル両側分のセットが€12+€5で、€17(約2,200円)です。
2018/5/31まで支援受付中です。
https://www.kickstarter.com/projects/outsider-team/flectr-vortex-crank-reflector
コメント