Tiny Epic Zombies(タイニーエピックゾンビ)は、ゾンビサバイバルのボードゲームです。17cmx 12cmの箱で手軽に持ち運べます。
Kickstarterで約7900万円のお金が集まっています。
使い方
Gamelyn Gamesというボードゲームの製作元があります。Gamelyn GamesはTiny Epicというボードゲームのシリーズを作ってきました。最初に作ったがTiny Epic Kingdomで、2014年1月にKickstarterに載せました。
そのあともTiny Epicシリーズを作り、今まで合計5つあります。宇宙を舞台にしたり、西部劇がテーマになったりしています。
そして今回作ったのが、Tiny Epic Zombies(タイニーエピックゾンビ)です。tiny(とても小さい)という名前の通り、パッケージの大きさは17cm x 12cmです。
一般的なボードゲームは30cmを超えるものが多く、かさばります。Tiny Epic Zombiesは小さいので友達の家に持っていきやすいところがメリットの一つです。
Tiny Epic Zombiesは名前の通り、ゾンビを倒しながら生き延びることが目的のゲームです。舞台はショッピングモールです。ゲームのDead Risingみたいですね。
ゲームモードはいくつかあります。
・プレイヤー全員で協力するモード
・一人がゾンビを操作して、残りのプレイヤーで協力するモード
・一番最初に目的を達成した人が勝ちという、競争モード
・一人がゾンビを操作して、残りのプレイヤーは競争するモード
・一人プレイ
の5つがあります。パンデミックのように完全協力プレイもできますし、プレイヤー間で勝ち負けの競争もできます。
盤面は真ん中に中庭を置いて、周りにショップカードを配置します。配置は毎回変えられます。飽きないようにランダム配置ができるようになっています。
クリアに必要な目的はカードに書かれています。これもランダムで引いてきます。下の画像のカードは、ヘリコプターを修理することが目的です。ヘリで脱出するという、アクション映画でよくあるシチュエーションですね。
ヘリ修理の場合は所定のパーツを集める必要がありす。
そして欠かせないのがゾンビです。探索カードを引いたときにランダムで沸いてきます。こういった邪魔なゾンビを倒しつつ・・・
クリアに必要なアイテムを収集していきます。これまたゾンビ映画、ゾンビビデオゲームでよくあるシチュエーションです。そういったことをプレイヤーが対面してできるというのが、ボードゲームの魅力の一つです。
さらにプレイヤーが装備できる武装もあります。プレイヤーを表す大の字型の駒はmeepleと呼ばれることがありますが(カルカソンヌなど)、このゲームではアイテムを表す駒をITEMeepleと呼んでいます。
協力ゲームに欠かせない、プレイヤーの特色もあります。体力と残暖数というパラメーターがあります。体力が多いときは残弾数が減っても耐えられますが、体力が少なくなると残弾数がちょっと減っただけでアウトになります。
アスリート、ティーンエイジャー、教師、科学者、メカニック、医師というキャラクターが用意されています。能力はそれぞれ違います。協力モードならうまく能力を組みあわせると有利に進められそうです。
中庭の部分はバリケードになっていて、ゾンビが侵入してこないようになっています。ただし耐久力があり、0になると生存者数が一人減ります。生存者ゼロになると人間側の負けです。ゾンビを操作するプレイヤーがいる場合は、ゾンビプレイヤーの勝ちです。
ゲームの複雑さとしては、カタンの開拓者ぐらいでしょうか。ただアイテムやHPがあるのでやることは結構多いです。製作元によればプレイ時間は30分とのことです。初回はもっと時間がかかると思います。
17cm x 12cmという持ち運びやすい大きさも考えると、手軽な部類かもしれません。そのあたりもよかったのか、約7900万円お金が集まっています。
まとめ
お値段は$20+送料$12で、$32(約3,500円)です。
2018/2/9まで支援受付中です。
https://www.kickstarter.com/projects/coe/tiny-epic-zombies-a-game-of-brutal-survival
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