Joking Hazard(ジョーキングハザード)は、ブラッグジョークを連発して笑いを取る、暗黒カードゲームです。
しかしこれが好評で、カードゲームなのに1億円を突破してお金を集めています。爆発する子猫のカードゲームを思い出しますね。
ジョーキングハザードができるまで
このカードゲームは、webマンガのサイト「Cyanide And Happiness」から生まれました。ギャグマンガを載せているサイトです。
例えばこんな内容です。
(左上)「この子猫抱いてみてよ」
(右上)「(猫がひっかいて)あーごめん、でもなつけばかわいいんだって」
(左下)「初対面で緊張してるんだって。責めないで」
(右下)「(青の頭を吹っ飛ばして)いや動物だからね、自分で何やってるかわかってないんだよ」
かなりシュールです。これがアメリカンジョークなんでしょうか・・・。
しかしあるとき、ネット上の誰かがこういいました。「こんな棒人間の漫画なんて簡単に描けるでしょ」
それを聞いた作者は「ああその通りだなあ」と納得しました。簡単に作れるな・・ということで作者が用意したのが、ランダムコミックジェネレーターです。名前の通り、ランダムにコマを組み合わせてマンガを自動生成するというwebページです。アプリ版も作られました。
ここで作者は思いました。このランダムジェネレーターってカードゲームにできるんじゃない? と。そうして生まれたのがこの「ジョーキング・ハザード」です。
遊び方
遊び方はかなり簡単です。プレイヤーはカードを七枚ずつ受け取ります。ターンごとに順番で審判をします。
山札から一枚めくって表にします。
内容がつながるように、審判役が手札から一枚置きます。ここで置くカードは最初のカードの左右どちらにおいても構いません。
残りのプレイヤーは、既に置いてあるカードと話がつながるように、自分のカードを裏返しにして置きます。
審判役は、出されたカードの中から一番おもしろいと思うものを選びます。カードが審判に選ばれた人が、勝者になります。これを繰り返します。
どれがおもしろいかは審判の主観になります。しかし審判は持ち回り制なので、大きく不公平にはなりにくいという仕組みです。
例えば下の例だと・・・
「一緒に逃げよう」
「もっといいアイデアがあるよ!」
(ガソリンをかぶって焼身自殺)
・・・確かに話がつながっていますね。めちゃくちゃブラックジョークですが(笑)
このゲームの作者が遊んでみたところ、評判がよかったようです。ひたすらブラックジョークを繰り出しているのですが、すごく楽しそうです。
赤枠のカードは死んでしまったり、人物がどこかに行ってしまったりするカードなので、3番目にのみ使えます。それにしても下品なカードばっかり。。。
自ら「不快なカードゲーム」と名乗るだけあって、ジョークがきついです。しかしそこが逆に受けたんでしょうか。サウスパークみたいな感じかもしれません。
まとめ
お値段は$25+送料$31で、$56(約6,300円)です。
2016/3/11まで注文受付中です。
https://www.kickstarter.com/projects/cyanideandhappiness/joking-hazard
コメント