MacBookの画面を「GPUを使って」iPadに低ラグで表示するアダプター | Luna Display(ルナディスプレイ)

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Luna Display(ルナディスプレイ)は、MacBookの画面をGPUを使ってiPadに表示するアダプターです。
アプリだけでもiPadで画面を表示することはできます。しかしGPUを使うために、専用ハードウェアを使うところが特徴です。

使い方

Luna Display(ルナディスプレイ)は、Macに刺すアダプターとアプリで構成されています。ハードウェアであるアダプターは、Mini DisplayPort版とUSB-C版があります。
MacBookは2015年以降、USB Type-Cの差し込み口がついています。この差し込み口は、DisplayPort(画面出力用のコネクタ)の信号も出せるようになっています。Luna DisplayのUSB-C版は、USB Cの差し込み口から出てくるDisplayPort信号を使用しているのだと思います。
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Luna DisplayをMacBookに刺しました。
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そしてiPad側で専用アプリを立ち上げます。
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するとMacBookの画面が表示されました。Finderのウインドウが表示されており、iPadではなくMacBooの画面ということがわかります。
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Luna Displayはセカンドモニターとして使えます。左側のMacBookに表示されているウインドウをドラッグして・・・
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右側のiPadの画面に移動させることができました。
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表示するだけでなく、iPadの画面を触って操作することもできます。下の写真で手に持っているのはiPadです。しかし画面下にはドックが表示されており、表示されているのはmacOSの画面です。
MacBookは机に置きつつ、ソファーに座ってiPadから操作する、といったことができます。
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しかしMacBookの画面をiPadで表示するだけなら、わざわざハードウェアを使わなくてもアプリだけで行うことができます。何も刺さなくてよいほうが便利ですし、費用も掛かりません。
ここでLuna Displayの開発元が強調しているのが、Luna DisplayだとGPUを使えることです。MacBookは内蔵のGPUで画面を合成したあと(ウインドウの合成等)、内蔵モニターとDisplayPort(画面出力コネクタ)に画面を表示します。
Luna DisplayはDisplayPortの出力を受け取り、通常の外部モニターとして動作します。そのためGPUによるアクセラレーションを使えという仕組みです。
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ではソフトで実現している場合はどうなのか? Luna Displayの開発元によればGPUの恩恵を生かせていないとのことです。DuetやAir Displayがどうやって画面を取得しているかにもよると思いますが‥。
またLuna Displayはどんなソフトでも安定して動くという点でも優位であると述べています。Luna DisplayはOSから見ると単なる外部モニターなので、この点はその通りだと思います。ゲームのようにGPUを駆使するものには有効そうです。
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画面表示の時間差(タイムラグ)に関しても、AirPlayに対して優位にあるとのことです。上段のLIQUIDというのはLuna Displayで使っている技術の名前です。
さらに消費電力を抑えてバッテリーを長持ちさせるために、ARMのアセンブリ言語で最適化したとも述べています。
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用途としては、打ち合わせ時に資料を自分と相手側の両方で見たい、という場合であったり・・・
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あるいは単に2画面欲しい、片方でソースコードを編集してもう片方でブラウザを開くなどです。
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対応しているMacは以下の機種です。
・MacBook Air(2012年とそれ以降)
・MacBook Pro(2012年とそれ以降)
・Mac mini (2012年とそれ以降)
・iMac (2012年とそれ以降)
・Mac Pro (2013 Lateモデル)
対応しているmacOSは、macOS 10.10 Yosemiteとそれ以降です。
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iPad側はiOS 9.1とそれ以降が必要です。
Windowsへの対応も計画されていますが、今のところはmacOSとiOSという組み合わせのみです。
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開発元のAstro HQは、もともとAstropadというiPadをペンタブレットとして使うソフトを作っていました。その経験を今回のLuna Displayに生かしています。
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まとめ

お値段は$59+送料$15、$74(約8,000円)です。
2017/9/20まで支援受付中です。
https://www.kickstarter.com/projects/767721702/luna-display

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