Dot(ドット)は、今居る場所に応じてスマホで通知を受け取るためのグッズです。
使い方
スマートフォンを使っていると、いろいろな通知が届きます。メールであったり、地図アプリであったり・・。
そんな通知ばかりはうざったいではないか、なんとかならないのか?
そこで生み出されたのがdotです。今自分が居る場所に応じて、必要な分だけ通知を受け取ろう、というグッズです。
dotはドットという名前のとおり、丸形のデバイスです。
これを壁などに貼り付けて使います。裏面は粘着シートになっており、好きな壁に貼り付けることができます。汚れて粘着力が落ちたら、洗うと元に戻ります。
例えばテーブルの近くにdotを貼っておきます。朝起きてテーブルに行くと、自動でニュースアプリを開いてくれます。
冷蔵庫に貼っておき、アプリで「あーアダム、今日ゴミを捨てておいてほしいんだけど」とメモを記入しておきます。
別の人が冷蔵庫の前に行くと、先ほど記入したメモが自動で表示されます。デジタル付箋です。
なぜ即時LINEなどでメッセージを送らないのか?というと、もしキッチンの近くにいないのにゴミを捨ててほしいというメッセージが来ても、すぐには対応できないためです。そうすると忘れる可能性が出てきます。
必要な場所でのみ通知が来る、というのがdotのコンセプトです。
オフィスで机につくと、タスク管理アプリでタスクが5件溜まっている、1時間後に会議がある、リーダーからの未読メールが3通ある、ということを教えてくれます。
通知自体はもちろんタスク管理アプリやカレンダーアプリでも飛んできますが、四六時中通知が来ないようにしよう、というのが目的です。
位置に応じて何かするということなら、スマホに内蔵しているGPSでも同じことができます。位置ゲームもそうですね。
しかしGPSでは屋内だと位置を把握しづらい、という制約があります。また冷蔵庫の前にいるのか、靴箱の前に前にいるのか、といった10歩程度のごく細かい位置の把握には不向きです。
dotはBluetoothを使っており、こういった問題をクリアしています。その代わりスマホが反応できる距離には限界があります。dotから約45m(150フィート)以内とのことです。
朝車に乗ると、自動でGoogle Mapsを立ち上げて最適な道を教えてくれる、といったこともできます。
また、dotにはライトがついています。この色も変化させることができます。
例えばルームメイトが部屋にいる場合は緑に光らせておきます。
するとドアを見るだけで、部屋にいるかどうか知ることができます。色を赤色に変えて、邪魔しないでほしいという表示にすることもできます。
ボスからメールが来たら、dotの色を変えて知らせるという使い方もあります。スマホに通知を送るのではなく、逆にdotを通知に利用する、という方法です。
もちろんAPIも用意されており、自分でdotの機能を使ったアプリを作ることができます。
dotは電池で動作します。充電式ではありません。電池は交換可能で、約1年持ちます。充電式にしなかったのは、リチウムボタン電池の方が持ちがよいからだと思います。その代わり電池自体は使い捨てになります。
まとめ
お値段は$20+送料$5で、$25(約2,500円)です。
2016/9/22まで支援受付中です。
https://www.kickstarter.com/projects/1867163750/dot-the-physical-push-notification
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