Kunkun body(クンクンボディ)は、体臭を測定するグッズです。
開発元はコニカミノルタです。
使い方
打ち合わせのために資料を準備しています。最終確認してこれでばっちり。後は・・・
お手洗いで身だしなみのチェックです。
ひげもきれいにそれています。見た目はばっちりです。しかし・・
臭いはどうでしょうか。人間は臭いにすぐに臭いに慣れてしまうため、困ったことに自分の体臭というのがわかりません。またそもそも耳の後ろのような鼻から遠い部分は、自分では調べられません。
マンダムによる調査でも、臭いがなんとかしてほしいものの1位に上がっています。
そこで自分のにおいをスマホで見られるようにしよう、というのがこのKunkun body(クンクンボディ)です。すごく直球の名前ですね。
Kunkun bodyは手のひらサイズのグッズです。これを測定したい場所にもっていきます。
わきの下であったり・・
耳の後ろであったりです。
するとどれぐらい臭うのかというのが数値で表示されます。もし高い数値が表示されたら、洗うなり香水をつけるなりして対策します。
Kunkun bodyが臭いを消してくれるわけではありませんが、そもそも自分が臭っているのかどうかわからなければ、対策の打ちようもありません。臭っているかどうかという情報がまず重要です。
見た目だけでなく、臭いの身だしなみも完璧になりました。これで打ち合わせに行くぞ、というところで・・
何かを忘れていることに気が付きました。
実はかばんをトイレに忘れていたのでした。
Kunkun bodyは複数のにおいセンサーを搭載しています。センサーは、得意とする臭いの物質がそれぞれ違います。それら異なるセンサーの情報をニューラルネットワークを使って機械学習で総合判断して、最終的な臭い指数を出します。それぞれのセンサーから出てくる結果が特徴量ということですね。
センサーは半導体と書かれています。ガスをトランジスターに通過させ、その時の電流の変化を感知する方式ではないでしょうか。
臭いを見えるようにするというグッズは、タニタから口臭チェッカーというものが販売されています。こちらはスマホなしで使えるので手軽です。
Kunkun bodyのほうは口臭ではなく、汗などの体臭に対応したものとなっています。
開発元はコニカミノルタです。クラウドファンディングというと、小規模な事業者が資金面などから使うことが多いです。しかし販売前にユーザーの反応を見るという用途は、大企業であっても有用でしょう。実際ソニーは自社でクラウドファンディングサイトを持っているぐらいです。
ユーザーが本当にいい、ほしいと思わなければ、クラウドファンディングに自分のお金を投入しないと思います。その点でアンケート調査よりもユーザーの真剣さは格段に高いと思います。
まとめ
お値段は25,500円です。送料無料です。
2017/10/13まで支援受付中です。
https://www.makuake.com/project/kunkunbody
コメント
かなり強気な価格設定ですね。
口臭のは持っていますが、2〜3千円ほどでした。
個人的にビジネスの場では、余り体臭が気になる程に接近しないので、デートの方が使うシーンは多そうです。
口臭チェッカーの3,4千円にくらべるとかなり高めですね。一番問題になりやすい口臭のさらに先までチェックしたい人向け(たぶん)で、値段より機能優先なんでしょうか・・。