血中酸素も図れる睡眠計プロジェクトが、Indiegogoの資金提供に | Eversleep(エバースリープ)

Indiegogo

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Eversleep(エバースリープ)は血中酸素も図れる睡眠計です。
IndiegogoとARROWは、有望なプロジェクトに対して、クラウドファンディングとは別に資金提供を行っています。今回新しいプロジェクトがまた一つ選ばれました。

Eversleepとは

Eversleep(エバースリープ)は睡眠状態を計測する、睡眠トラッカーです。2017年5月にIndiegogoに登場しました。プロジェクトを掲載してから6日で目標額に到達しました。
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Eversleepは寝る前に手に取り付けて使います。ただこういった睡眠計はすでにたくさんあります。Eversleepが違うのは、測定できる項目が多いことです。
下の写真では、指の先にまでセンサーを取り付けています。これは血中の酸素濃度(SpO2)を測定できるようになっているためです。
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睡眠計として必ず必要な寝ている間の体動検知だけでなく、前述の血中酸素濃度、心拍数、いびきも記録します。血中酸素濃度は、睡眠時無呼吸症候群の判定をするときに使われる検査です。(ただしEversleep自体は医療機器ではありません)
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これらの情報を個別に測定できるものは既にあります。しかし1つの製品でカバーし、かつそこそこの価格であるというところが特徴です。Eversleepの価格は、$179(約19,500円)です。
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Arrowによる認定

Eversleepの開発チームは、クラウドファンディングを利用しようと考えました。しかしクラウドファンディングを行えば無条件にお金が集まるわけではありません。
そこで開発チームは、Indiegogoのテクノロジーグロースマネージャーにアドバイスを求めました。そこで紹介されたのが、ARROW社の認定キャンペーンです。ARROW社は、これは見込みがあると考えたプロジェクトにIndiegogoで認定を与えるということをしています。
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Eversleepはプロジェクト掲載前にARROWの審査に通ることができ、IndiegogoのプロジェクトのページにARROW Certifiedのマークを表示することができました。
Indiegogo運営によれば、ARROW Certifiedマークがあるプロジェクトは、ないものと比べて25%多く資金が集まるとのことです。
また認定を得られると、部品の選定や試作品から量産への移行に対してもアドバイスをもらえます。ARROWは電子部品の販売会社なので、部品選定や調達にはとても詳しいと思われます。

ARROWの資金提供

ARROWは前述の「ARROW Certified」認定マークだけでなく、資金提供も別途行っています。クラウドファンディングとは別に、見込みのあるプロジェクトに対してARROWがお金を提供するというプログラムです。
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Eversleepは5万ドル(約545万円)をARROWから資金提供を受けました。545万円というと少なく思えるかもしれません。しかし会社の株(経営権)を放出するわけでもなく、借り入れでもないので返済する必要もありません。
さらにARROWから部品買わないといけないという縛りもありません。無償提供の資金なので、非常にいい条件です。

まとめ

他にARROWの資金提供キャンペーンに選ばれたものには次のプロジェクトがあります。(これ以外にもあります)
薬を飲むタイミングを教えてくれる、薬箱
水道汚染を調べる家庭用の道具
作曲用にコードを一発で押せるキーボード(鍵盤)
プロジェクトにIndiegogo運営自体が関与していくという試みは、大変面白いのではないかと思います。次にどんなものが選ばれるのか興味深いところです。

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