実物の飛行機をホテルに改装する壮大な計画がKickstarterに登場 | Airplanehome(エアプレーンホーム)

スポンサーリンク
スポンサーリンク

Airplanehome1.jpg
Airplanehome(エアプレーンホーム)は、実物の飛行機であるボーイング727をホテルとして再利用する計画です。

使い方

飛行機は一度建造すると何十年も使われます。しかしいつかは終わりが来ます。使われなくなった飛行機はどうなるかというと・・
Airplanehome10.jpg
もちろん壊されて廃棄されます。非常に大きい乗り物なので、廃棄しないと邪魔です。
Airplanehome11.jpg
しかし実は使われなくなった飛行機も再利用できるのではないか・・・? というのが、今回のAirplanehome(エアプレーンホーム)です。名前の通り、飛行機の家です。正確には住宅ではなくてホテルですが。
Airplanehome12.jpg
こちらがプロジェクト責任者である、オランダ人のPaulさんです。Paulさんは子供のころから航空関連のことが好きでした。そしてここ数年始めたのが、このAirplanehomeプロジェクトです。
Airplanehome13.jpg
本物のボーイング727を改装して、ホテルとビジネス用の会議室にする計画です。ホテルは後部の一部屋だけです。前の部分が会議室です。
ホテルは分かるのですが、飛行機を改造した会議室って需要があるのかどうか・・。招待された人はびっくりしそうです。一種のおもてなしでしょうか。
Airplanehome3.jpg
ボーイング727の貨物室を・・・
Airplanehome14.jpg
ホテルに改装する予定です。現状はまだ改装していません。下の画像はCGです。
Airplanehome15.jpg
さらに部屋で寝る前に、コックピットの見学をするのもどうかとPaulさんは言っています。
Airplanehome16.jpg
多数の計器がびっしりと並び、これぞいかにもコックピットという感じですね。実物なので当たり前ですが・・・。普通なら入れない場所なので、こういうのが見られると面白いと思います。
Airplanehome17.jpg
しかし飛行機はいったいどこに置くのでしょうか? 小型機ではなくて旅客機なので、そうそう簡単に置き場所は見つかりません。この問題に関してはオランダのマーストリヒト・アーヘン空港に置くことを計画しています。そんなことが可能なのか?!とびっくりしましたが、プロジェクト責任者の方はすでに許可は取ったと言っています。

空港の責任者を訪問した。置き場所について合意を取ったあと、ビジネスプランを作成した。
by visiting the management of Maastricht Aachen Airport.

After the agreement on a location at the airport, I wrote a business plan.

肝心のボーイング727ですが、これについては

現在のオーナーが寄付してくれます。
the current owner is willing to donate the airplane!

とのことです。これはうなずける話です。
2017年6月の時点でボーイング727はイランで3機運用されているのみで、他では使われていません。解体して廃棄するとなると費用も掛かります。Airplanehomeプロジェクトが引き取って自力で何とかしてくれるのなら、そのほうがオーナーとしても安上がりでしょう。
Airplanehome2.jpg
昔使われていた建造物をホテルとして再利用するというアイデア自体は、昔からあります。スペインのパラドールの中には、中世の城を改装してホテルにしたものがあります。 画像出典: Wikiepdia
Parador_de_Cardona_2.jpg
スペインのアルハンブラ宮殿の中にも泊まれる場所があります。こちらもパラドールによる運営です。普通のホテルより何万円単位で高いですが、世界遺産の中という珍しい場所に泊まれるということで、盛況です。 画像出典: Wikiepdia
Alhambra.JPG
またCompanistoというクラウドファンディングサイトで出資金を集め、そのお金で宮殿をホテルに改装した例もあります。Companistoでは9.6億円のお金があつまりました。
weissenhaus.jpg
前記Companistoの例は、プロジェクトにお金を貸して利息がもらえるという、債券投資でした。
今回のAirplanehomeのKickstarterキャンペーンでは、支援するとポスターがもらえたり、自分の名前が載ったりするという方式です。Kickstarterでは投資のような、金銭的な見返りがある行為は禁止されています。
ただこの方法だと、なかなかお金が集まりにくいと思います。飛行機は一つしかないわけですから、支援した人にあげるわけにはいきません。泊まれる権利にしても、オランダの近くに住んでいる人でないと現地に行くまでが面倒です。この方式だと、お金を出したいという動機があまり大きくないと思います。
しかしプロジェクト責任者は「まずファンを構築することがとても重要だ」とも言っています。今回のKickstarterのキャンペーンで、こんな妙なことをしている人がいるんだ、協力したい、という人を作るのも目的なのではないでしょうか。
Airplanehome6.jpg
飛行機を改装して使うという壮大な計画ながら、置き場所の合意が取れているなら実現できる可能性は一応、あると思います。ただ実現しても部屋数が少ないので一泊の値段は相当高くなりそうです。それだけのお金を払って泊まりたいという人がいるかどうか・・。

まとめ

お値段は、ポスターがもらえるコースが€25+送料€6で、€31(約4,000円)です。
名前が載る権利などもあります。
2017/8/8まで支援受付中です。

コメント