360camが会社閉鎖へ。Kickstarterで1.5億円あつめた360度撮れるカメラ

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2014年5月、360camという製品がKickstarterに登場しました。手のひらに乗る小型サイズのカメラで、360度全方向を一度に撮影できるというものです。

撮った動画はスマートフォンなどで再生し、自分で好きな向きを見ることができます。

Oculus Rift対応、360度撮れるビデオカメラ 360cam(360カム)

このプロジェクトはKickstarterで1億5000万円集め、好評を博しました。そしてKickstarterキャンペーンのあとも、事業を続けてきました。

しかし2018年3月、会社を閉鎖することが発表されました。筆者はPANORAで知りました。

360camのGiropticが倒産 理由は「大手スマホメーカーとの契約が破綻」

360camのGiropticが倒産 理由は「大手スマホメーカーとの契約が破綻」

開発元のサイトには2008年の最初の製品から、2014年のKicstarterへの掲載、そして2018年のところにはAu revoir(オ・ルブワール)と書かれています。開発元はフランスの会社で、フランス語で「さようなら」という意味です。

https://www.giroptic.com/

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ビジネス展開

開発元giropticは、2017年に2万個のカメラを出荷しました。しかしこれはビジネスを維持するのに十分な量ではなかったとgiropticは述べています。

延命策としてスマホへの搭載も計画していたが、それもうまくいきませんでした。最終的に会社をたたむに至りました。

360度カメラというのは、今までになかった、新しい使い方が求めるられる製品です。しかし結果として、360度を一度に撮るという使い方が世の中であまり流行らなかった、ということではないでしょうか。

ヘルメットなどに取り付けて撮れるカメラGoProも、新しい使い方を提案した製品でした。GoProの方は今までにできなかったことができて面白いということで、一つの製品ジャンルを確立するに至りました。

どういったものなら世の中で受け入れられるのか。とりわけ使い方自体が新しい場合は、予測が難しいと思います。

【参考】Kickstarterで支援時、必ず知っておくべきこと


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