ボードゲームなのに5.6億円到達、緻密なフィギュア付きのダークファンタジーRPG | Kingdom Death: Monster 1.5

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Kingdom Death: Monsterは、ボードゲームです。
ファンタジー世界を舞台にしており、プレイヤーが協力して生き残ることが目的です。協力ゲームですね。

遊び方

Kingdom Death: Monsterの初代は、2012年11月にKickstarterへ掲載されたボードゲームです。最終的に5,410人から2.2億円集まりました。
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今回のKingdom Death: Monster 1.5は、1.5という名前が示すとおり、オリジナルに対する拡張版です。2016/11/28の時点で5.6億円ものお金が集まっており、ゲームジャンルでは歴代3位です。
ちなみに1位は爆発する子猫のパーティーゲーム、2位はビデオゲーム「ダークソウル」のボードゲームとなっています。
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このゲームの特徴は、豪華なパーツと重厚な世界観です。ものすごくパーツ(コンポーネント)が多いです。付属の本は232ページもあります。書いてあるのはルールだけではありませんが(イラストのみのページとか)、すごい分量です。
ゲーム内容は、プレイヤー全員で協力してモンスターを撃退し、集落を生き残らせることが目的です。モンスターの襲撃で集落の人口が0になるとプレイヤー全員の負けです。
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プレイヤーとモンスター両方のフィギュアがついているのですが、このクオリティがめちゃくちゃ高いです。こちらは叫ぶレイヨウ。体毛や角にいたるまで細かくデザインされています。
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こちらはホワイトライオン。やはりクオリティが高いです。台座にひびまで入っていて細かいです。
ゲームは3フェーズに分かれており、レイヨウやライオンは2番目のShowdownで戦うモンスターです。ボスみたいな感じでしょうか。
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獣ばかりではなく、人型の敵もいます。
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なんというか、圧巻のディテールですね・・。ゲームは別にして、これだけでも部屋に飾って鑑賞できそうです。
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一方でこちらがプレイヤーのフィギュアです。さきほどのモンスターと比べるとしょぼく見えるかもしれませんが、それもそのはず。これらは初期状態で何も武装していない段階です。
手に持っているランタンは、このゲームでモチーフとなっているアイテムです。
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ゲームの3フェーズ目Settlementでは、武装を作成してキャラクターを強化することができます。RPG的な要素ですね。武器を持つとこんな状態になります。
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革の鎧で武装したのがこちら。
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こちらはフェニックスアーマーキット。ファンタジー系RPGや漫画(ベルセルクとか)を彷彿とさせます。
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非常に重厚な世界観なのですが、一方でこんなイラストも載っていました。このゲーム自体は英語ですが、わざわざ日本語の擬音語で「ゴゴゴゴゴゴ」なんて書いてあります。ジョジョの奇妙な冒険にインスパイアされたのでしょうか。
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そうかと思うと、アニメっぽいイラストも載っています。
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今回は拡張キットとなるわけですが、これだけお金が集まったのはオリジナル版が面白かったからなのだと思います。つまらないと思った人が多ければ、拡張キットにお金は集まらないですね。
ただ・・これを楽しもうとすると、かなりハードルが高いです。ボードゲーム人口自体がそもそも多くない上に、ルールは複雑な部類です。さらにルールブックは英語です。遊んでくれる人を見つけるのは大変だと思います。

まとめ

お値段は、ゲーム本体と今回の拡張のセットが、$250(約27,900円)です。
拡張のみも選択できます。
送料は出荷前になったときに確定し、そのときに別途支払います。
2016/1/8まで支援受付中です。
https://www.kickstarter.com/projects/poots/kingdom-death-monster-15

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