Nimble Sense(ニンブルセンス)は、指の動きをとらえるセンサーです。例えばゲーム内で剣を掴んで斬りつける、ということができます。
普通の液晶ディスプレイでも使えますが、特にOculus Rift(オキュラス リフト)と組み合わせることを想定しています。Oculusはゴーグル型のモニターで、頭にかぶって使います。
使い方
Oculus Rift(ゴーグル部分)に、Nimble Sense(赤枠)を取り付けています。
プレイヤーが手を動かすと・・・
ゲーム中の画面でも手が動いて掴めました!
手から電撃を出して敵を倒したところ。ファンタジーRPGでも使えますね、魔法使うとか。
指を動かして配線をつなぎ直す場面。ゲームでときどきありますね。
爆弾(?)解除成功! 親指の動きもちゃんとトレースされています。
ゲーム用以外でも使えます。例えば料理に中にタブレットを操作したい、でも直接手で触るとベトベトになってしまう。Nimble Senseだと手で触れないのでタブレットが汚れません。
センサーから見ると、手はこのように見えます。Kinectと同じように、奥行きもカメラでとらえています。
Leap Motion
実は同じことをしている製品が既にあります。Leap Motion(リープモーション)というもので、こちらも指の動きをとらえられるセンサーです。今年に入ってから、Leap MotionもOculus Riftに取り付けられるようになりました。
日本語公式サイト: https://www.leapmotion.com/product/vr?lang=jp
どちらも赤外線レーザーと赤外線カメラを使って奥行きを探知しています。
この分野ではLeap Motionが先行しており、対応しているソフトも少しあります(数は多くないですが・・)。対応ソフトの互換性という面ではLeap Motionが有利だと思います。センサーの精度、反応の速さも違うと思いますが、実際に比べないとわからないです。
まとめ
目標額を突破して約1300万円集まっています。
お値段は、Nibmle Sense 1個とOculus Rift DK2用のアダプターが$99(約11,600円)です。送料は要問い合わせです。
2014/12/14まで注文受付中です。
https://www.kickstarter.com/projects/nimblevr/nimble-sense-bring-your-hands-into-virtual-reality
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