ふかふかの子犬ロボットで癒しを得る。33,000円と安価なのは、ある理由が… | Tombot(トムボット)

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Tombot(トムボット)は犬型のロボットです。33,000円と安価ですが、歩き回りません。しかし歩かないのは理由があります。

使い方

歳を取るとどうしても孤独になりがちです。パートナーや友達が亡くなったり、仕事を辞めて人づきあいが減ったり、などです。
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しかし人間である以上、何らかのふれあいは必要です。しかし社会の環境上、それが難しいという問題があります。介護施設も人手不足です。
人手が不足しているならペットと触れ合うのはどうなのか。ペットの犬や猫は、人間の家族ともいえる存在です。
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ペットが飼えればいいのですが、それも簡単ではありません。食事、トイレなど世話をするのは大変です。
そういった社会状況を鑑みて作られたのが、このTombot(トムボット)です。創業者の男性が手で子犬を撫でていますが、それがまさにロボットです。ぬいぐるみのような愛くるしさをもっています。
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ぬいぐるみではなくロボットというからには、もちろん動きます。尻尾、首、口などが人間の動作に反応して動くようになっています。
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たとえば撫でてあげると…
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首を人間の方に向けてなついてくれます。
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音声認識で人間の声にも反応します。
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犬型ロボットを語るときに外せないのは、ソニーのaiboでしょう。とことこと歩き回る姿をニュースなどで見たことがあるのではないでしょうか。
https://aibo.sony.jp/
今回のTombotがaiboと決定的に違うのは、歩かないことです。Tombotは座ったままです。座ったまま、人間の動作に反応して首を傾けたりしっぽをふったりしてくれます。
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Tombotが歩かないのには理由があります。最初に述べたとおり、Tombotは高齢者が動物を触れ合うということを目的としています。例えば膝の上に載せて撫でてあげる、といった使い方です。
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子供と一緒に走り回るのではなく、膝の上でかわいがってあげる。そういう使い方に特化しています。その大きな制限がある代わりに、価格が$299(約33,000円)と安いです。aiboは自力で動けますが、そのかわり198,000円します。
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あるいは病院のベッドの上でTombotと触れ合う、という使い方もできます。こういう用途ではロボットが移動しないほうが都合がいいです。
もちろん実物の動物は病院に持ち込めないので、こういう使い方はロボットならではでしょう。生き物ではないゆえのメリットです。
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まとめ

お値段は$299(約33,000円)です。現状アメリカのみ発送です。
2019/4/5まで支援受付中です。
https://www.kickstarter.com/projects/tombot/tombot-affordable-robotic-companion-animals-for-se

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