テーブルで指を動かして照明を操作する…超音波を使った新しいジェスチャーデバイス | Welle

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Welle(ヴェラ)は、ジェスチャーを認識するグッズです。テーブルなどに指で文字を書くと、照明をつけたり消したりする、といったことができます。Welleの読み方は、動画を見たところヴェラのようです。

使い方

こちらがWelleです。これをテーブルなどにおいて使います。
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テーブルの上で指を動かして線を引くと・・
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背後にあるテレビが消えました。このようにジェスチャーを認識して、家電などを操作するためのグッズです。
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指を動かすと・・
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ライトの色が変わっていきました。
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円を描くように指を動かして、ボリュームを変えるということもできます。
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ただしこれらのことは、対応する機器を持っていることが前提です。
・PHILIPSのインターネットから操作できる照明のHue
・インターネットから操作できるスピーカー SONOS
・インターネットから、コンセントのオンオフをできる Wemo
などです。IFTTTにも対応しているので、IFTTTを間に挟むことで、これら以外の機器も使うことができます。
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ジェスチャーで操作するグッズは、市販品、クラウドファンディングを問わず今までにもありました。
空中に描いたジェスチャーを認識するBixi
テーブルをノックすることで操作するKnocki
などです。今回のWelleが違う点は、超音波を使っているという点です。従来は赤外線やカメラ(可視光)などでしたが、Welleは音波を使っているところが違いです。
テーブルなど何らかの表面に対して振動を発信します。指があるところでは振動が反射するので、それで指の位置や動きを検知するという仕組みです。
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Welleから発信された超音波が‥
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反射して返ってきます。
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超音波にして何がうれしいのか・・?ですが、開発元によるとまず消費電力が小さいとのことです。同じサイズのバッテリーでも、Welleの場合は長持ちするとのことです。
また周囲の光に影響されないこともメリットです。カメラを使う場合は特にそうですが、極端に明るかったり暗かったりすると、判定が難しくなります。振動ならば周囲の明るさに影響されない、という点をメリットとして開発元は挙げています。
逆に弱点は、テーブルなど何らかの表面がないと使えないことでしょうか。空中で指を動かして認識させる、というSFっぽいことはできません。
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使う媒質は必ずしもテーブルでなくてもよいようです。この場合は外壁で行っています。指をを動かすと・・
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シャッターが下りてきました。
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ジェスチャーの種類はいろいろと用意されています。好きな機能を割り当てることができます。
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認識できるジェスチャーは、文字も使えます。Rを描いたときにインターネットラジオで音楽を鳴らす、といったことができます。
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まとめ

お値段は$69+$12で、$81(約8,800円)です。
2017/5/12まで支援受付中です。
https://www.kickstarter.com/projects/1781885077/welle-turn-any-surface-into-a-smart-interface

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