Knocki(ノッキ)は、身の回りのものをスイッチに変えるグッズです。例えばテーブルをノックすることで、スイッチのオンオフができます。
使い方
こちらがKnocki(ノッキ)です。円形の非常にシンプルなデザインです。
これを例えば、机の下に貼り付けておきます。
机を二回叩きます。
すると奥の電気スタンドが点灯しました! このように、身の回りのものをノックするだけで動作をさせることができる、という点が特徴です。
スマホを操作すれば、リモートで電気をつけたりということは今でもできます。でも、テーブルなど既にあるものを使って操作できるという方がスマートではないか? というのが、作った人の主張です。
使い方は発想次第です。例えば玄関のドアに貼り付けておきます。
庭でアメフトのキャッチボールに興じているときに・・・
玄関のドアをノックする人が現れました。
すると、自分のスマートフォンに通知が来ました。
無事、宅配ピザを受け取ることができました。
呼び鈴の音量は聞こえる大きさにしてあるはずなので、こういうことをする必要は無いと思います。必ずしも自分でノックしなくてもいいよ、という使い方の例です。
テーブルをノックして、再生と一時停止を切り替えたりすることもできます。
あるいは目覚ましとコーヒーメーカーに連動させることもできます。ベッドテーブルをノックすると、目覚ましがスヌーズ状態になり・・・
コーヒーメーカーがコーヒーを作り始めました。スマホと連動するコーヒーメーカーを使っています。
コーヒーもできたことだし安心とばかりに、また寝てしまいました。これじゃ意味無いですが。
テーブルをノックして、Alphabet(Google)傘下のNESTを操作することもできます。
空調の温度が変わりました。
Knockiと同じことは既存のグッズでもできます。例えばAmazonのDashボタンもそうです。あるいはIndiegogoであった、クイズ番組のようなボタンなどもそうです。
しかしこれらのグッズは、単純に押すということしかできません。Knockiの場合は、ノックするパターンで複数の動作を割り当てることができます。例えばノック3回すると自分のスマホが鳴る、4回ノックすると電気がつく、などです。
音声認識でも同じようなことはできます。AmazonのEchoや、スマホのSiri、Google Nowなどです。これらも確かに動くが、認識に失敗することもあるじゃないか、あるいは誤認識で関係ない会話をしている時にひろうんじゃないか? 、とKnockiの開発元は言っています。
音声認識が失敗することもあるという点に関しては、現状確かにそうでしょう。ノックを拾う方が安定しているかもしれません。
Knockiは、PHILIPSの色変えLEDライトHue、Twitter、IFTTT(他のサービスと接続するサービス)、Samsung傘下のSmartThings、gmail、WeMo(コンセントをスマホから操作)などの機器に対応しています。今度さらに増える予定とのことです。ハードウェアは変えずに増やせると思うので、今後期待できるのではないでしょうか。
まとめ
お値段は$69+送料$25で、$94(約10,200円)です。
2016/7/2まで支援受付中です。
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