
Bixi(ビクシィ)は、触れることなしにジェスチャーを認識するデバイスです。
使い方
Bixiは、円形の小型デバイスです。BluetoothまたはWifiでスマホやタブレットなどと接続します。

例えばBixiをベッドサイドに置いておきます。そして朝起きたとき・・

Bixiの上で手を通過させます。

するとスマホの目覚ましをスマートに(?)止めることができました。

目覚ましだけなら普通に手で止めれば済む話です。そこで出てきたのが、自転車を使う場合です。ヘルメットの上にGoPro(頑丈なカメラ)をつけています。

ハンドル部分につけたBixiの上で指を・・

通過させると・・

ヘルメットにつけているGoProで写真を撮ることができました。自転車に乗っている状況では、ジェスチャ操作できると便利です。Bixiは触らなくても、手を通過させるだけなので、なおさらです。

シャワーを浴びているときにBixiの上で手のジェスチャーを行います。

音楽のボリュームを変えることができました。

もちろんボリュームを変えるだけではありません。手の動かし方によって、様々な機能を割り当てることができます。右に移動させる、左に移動させる、上に上げる、2回触る、などのジェスチャーを認識できます。
下の画像の例だと、手を上げ下げする動作にボリュームを割り当てています。右に移動させると次の曲、左に移動させると前の曲になります。

音楽を変えられるのはわかったが、他のことをしたいときはどうするのか・・? 実はBixiをタッチすると、モードを切り替えることができます。
音楽プレイヤーの操作、ブラウザの操作、カメラの操作、照明の操作などのモードを切り替えて使うことができます。

今度は生地をこねはじめました。

ブラウザでレシピを見ながら作っています。しかし手が粉だらけなので、できればタブレットを触りたくはありません。

Bixiなら触らなくてもタブレットを操作することができます。ブラウザでレシピを次のページに送ることができます。

無事ピザを作ることができました。

ピザを食べながら・・

表示している写真を次に送ったりすることができます。Bixiは触らなくても操作できるので、汚れません。

Philipsのhueと連動させることで、照明の明るさを変えることもできます。

対応しているサービスは、PowerPorint、Kindle、Apple TV、音楽のSpotifyなどがあります。IFTTTにも対応しているので、ここにのっていないサービスもIFTTT経由で操作することができます。

こういったジェスチャ認識デバイスは既に存在します。たとえばLeap Motionもそうですね。日本でも売っています。Leap Motionは指を一本一本認識でき、精度はかなり高いです。
そういった先行品との違いは何か・・? 開発元は以下のような点を挙げています。
・完全ワイヤレス、電源ケーブルも不要
・屋外での使用も可能(自転車のハンドルなど)
・非接触操作
・コンパクト
・価格
Leap Motionに関して言えばUSB接続なので、そういった点はBixiの方がよいと思います。ただこれは用途が異なるので、Leap Motionがだめだというわけではありません。細かい指の動きを取りたいならLeap Motionの方がいいです。

バッテリーは2時間の充電で、約一ヶ月持つとのことです。充電はMicro USB経由です。
まとめ
お値段は$69+送料$15で、$84(約8,700円)です。
2016/12/4まで支援受付中です。
https://www.kickstarter.com/projects/1860920533/bixi-control-any-smart-device-by-simply-waving-you



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