実機デモはあるが…。ポータブルゲーム機のようなWindows PC | PGS

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PGSは、ポータブルゲーム機のようなWindows 10 PCです。
以前Indiegogoで近いコンセプトのものがありましたが、あのときは実演動画がなく疑念が残るものでした。今回はデモ動画があります。

使い方

最近はスマホが普及し、スマホさえ持っていればどこでもゲームができるようになりました。しかしカジュアルなゲームが多いではないか、とPGSの開発元は言います。隙間時間で遊ぶことを想定しているので、それ自体はある種当然ではあります。
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しかしそこをあえてWindows PCを持ち運び、どこでもヘビーなゲームをしようじゃないか、というのがPGSのコンセプトです。下の画像は完成予想CGです。昔あったPSP GOを思い出すようなデザインですね。
しかし中身はれっきとしたPCで、普通にWindows 10が動きます。
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これで3Dがぐりぐり動く、重量級ゲームを遊ぶことを目的としています。ゲーム以外でも使えますが、その場合だとノートパソコンの方がいいと思います。
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CPUにはATOM Z8750を搭載予定です。
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本体下部の部分はタッチパッドになっており、マウスやソフトウェアキーボードとして使うことを想定しています。
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ここまでなら以前IndiegogoであったGPDWinでも、同じことを謳っていました。今回は試作品による実演動画があります。Indiegogoはルールがゆるいので実機がなくてもいいのですが、Kickstarterでは試作品の提示が必須になっています。
試作品なのでデザインは仮のもの、かつ本体下側のタッチパネルはまだありません。しかしWindows 10のデスクトップが動いています。
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カプコンのアクションゲームDevil May Cry 4が起動しました。
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およそ60フレーム/秒出て、画面が動いています。しかしこの動画で使われている、ゲームの画質設定は不明です。下げれば軽くなりますが、どのぐらいの設定なのかは謎です。またタイトル画面を見ると、2015年に出たDMC 4 Special Editionではなく、おそらく2008年の方だと思います。だとすれば、今のハードウェアの基準では動作は軽いと思います。
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動画はこちら。

Kickstarter EARLY Prototype #2

他にも開発元が試したゲームとして、ダークソウル2、Mirror’s Edgeなどが上がっています。Mirror’s Edgeも2009年発売のゲームなので、今の普通のゲームPCだと相当軽いです。それでも最小設定にして28-34フレーム/秒ということなので、性能的にはやはりぎりぎりというところでしょうか。
ダークソウル2の方が要求スペックが重いと感じますが(PC版は)、ミディアム設定で27-33フレーム/秒とのことです。
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Lite版とHardcore版があり、CPUは同じですが、メモリとSSDの容量が異なります。Hardcore版はメモリ8GB、Liteは4GBです。SSDはHard 128GB、Liteが64GBです。ディスプレイは、Hard 2560×1440(5.7インチ)、Lite 1280×720(5.5インチ)です。
他にもアナログスティックの有無などが異なります。
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Hardcore版は6150mAhのバッテリーを積み、連続稼働時間は5時間とのことです。
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さらにWindowsだけでなく、デュアルブートで切り替えてAndroid 6を動かすことも計画されています。これはちょっと欲張りすぎのような気もしますが・・。技術的には可能ですが、このプロジェクトの開発作業が追いつくかどうか・・。
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まとめ

お値段は、Hardcore版が$280+送料$15で、$295(約30,200円)です。
Liteは$230です。
LiteとHardcoreの価格差が小さいですが、採算割れしないんでしょうか。メモリやSSDにかなりの差がありますが・・。
そもそもどちらもSecond Displyありとなっていますが、もうその時点で$230は超えてしまうのでは・・。
動いていることは動いているんでしょうが、安すぎるように思います。採算割れしそうで危険だと思います。本当に実現したら、Kindle Fireも超えるコストパフォーマンスですが・・。
2016/7/31まで支援受付中です。
https://www.kickstarter.com/projects/1606226331/portable-console-for-pc-games-pgs

コメント

  1. hoyo より:

    これ、かなり詐欺の可能性が高いですよ。
    詐欺じゃ無いにしろ、開発者の見通しがかなり甘く、
    本気で作るつもりでも破綻要素がちらほら散見されます。
    排熱のこと考えてるのか疑問な高スペックCPUとか、
    そもそも製品が出てきてないフルカラー電子ペーパー採用とか…
    試作機も背面とメイン基板が隠れているため、
    小型モニタとゲームパッドでそれっぽく見せてるだけ疑惑もあります…
    既にほぼ製品版の試作機が動き、一部はテスターに配布されてるGPD WINと
    比較するのも申し訳ないレベルのヤバさです。

    • 管理人 より:

      情報ありがとうございます。
      確かに廃熱からしてすでに不自然ですね。
      ゲームではCPUをフル回転させるのは普通ですか、これだけの小さい筐体で放熱しきれるのか、変ですね。
      GPDWINはテスターに配布されてたんですね、こちらも知りませんでした。ありがとうございます。

  2. ara より:

    現在このプロジェクトに出資している者です。
    凄い期待しているのですが、この記事を読んで詐欺の可能性など色々心配になってきました…
    むちゃくちゃ頑張れば実現可能な製品ですかね??

    • 管理人 より:

      まず以下は個人的な予想であって、断言はできないということを申し上げたいと思います。
      その上で述べますと、頑張っても難しいと思います。
      今より性能を下げない限り、CPUや内蔵ビデオチップからの発熱は減らせないと思います。
      巨大な放熱フィンを取り付けて放熱するなら、今の筐体では入りきらないと思います。
      この問題は、がんばっても大きな改善は難しいと予想します。多少はよくなるかもしれませんが。
      また使っているパーツ(CPU、SSDなど)は他社から買ってくる物なので、頑張っても値段はちょっとしか下がらないです。
      スペックを変えないと今の値段では厳しいと思います。
      他にもhoyoさんが書かれている通りだと思います。
      Kickstarter後に市販されるものとされないものがありますが、今回の場合は市販を待った方が無難だと思います。