Monument(モニュメント)は、自動で写真・ビデオを分類してくれるNAS(ファイル置き場)です。
Google PhotosやOneDriveなどで自動分類はできますが、その場合はファイルをサーバーに送る必要があります。
Monumentはインターネット上へ画像を送信したくない、という場合に役立ちます。
使い方
スマートフォンで写真や動画を撮るのが当たり前になりましたが、撮った物を整理するのは意外に面倒ですよね。
そこで生まれたのがMonument(モニュメント)です。写真とビデオ専用のストレージです。自宅に置いて使います。自動で写真やビデオを保存した後、分類整理してくれます。時間の節約にもなり、写真整理の度にパソコンを起動する必要もなくなります。
スマートフォンからは専用アプリを使用してコンテンツを転送します。自宅のWi-Fi環境に接続すると自動で転送が始まるよう初期設定されています。
すばやく転送が終わるのでスマートフォンのバッテリーに負荷がかかりません。自宅から離れているときでも遠隔で転送するような設定も可能です。
取り込みは自動的に進むので難しいことは何もありません。Wi-Fiの他にもSDカードからの転送が可能で、デジタルカメラなどにも対応しています。
Monumentに写真や動画が保存されると、全コンテンツの整理が自動で始まります。
下の画像のように日付、時間、場所、顔などで分類します。
人物を正しく認識しています。「アウトドア」や「サマー」のような状況の情報も登録されます。
場所が変わったり、以前はかけていたメガネが無くなっても人の顔が正確に判別されています。
分類後は、様々な分類で写真を探すことができます。
時間軸で並べる「タイムマシン」。
地図上に写真を登録する「ワールドマップ」。
画面に表示されている地域内で撮影された写真の数が表示される機能もあります。
撮影したカメラごとに並べる「カメラ」。
人物ごとに並べる「フェイス」。
人物情報は、一旦Monumentにどの顔が誰なのかを登録すれば、それ以降は映っている人物に基づいて写真を自動でまとめてくれます。人物情報はいつでも追加や削除が可能です。
それ以外にも、「スノー」、「ビーチ」、「アウトドア」等のキーワードで写真を検索することもできます。写真の場面はMonument(モニュメント)が自動的に判断してくれます。
例えば、いつスキーに行ったのか思い出せない場合でも、キーワード検索で写真を特定して、その写真から日付を知ることも可能です。
MonumentはiOSやAndroidOS以外にもテレビ画面の大画面で見ることができます。HDMIケーブルで接続します。
本体にはコンテンツ記録用のハードディスクは無く、USB接続の外付けハードディスクにデータを保存します。2台まで接続可能です。
1TBで写真15万枚分もしくはビデオ70時間分が目安です。拡張性が高いので、容量不足に悩むことはないでしょう。
Monument(モニュメント)は忘れがちなバックアップを2種類の方法で自動で行ってくれます。
2つのハードディスクにそれぞれ同じデータをコピーしておく「ローカル・バックアップ」と、他のMonumentと安全なネットワークを使用して互いをバックアップする「リモート・バックアップ」です。「ローカル・バックアップ」にはミラーリング対応のハードディスクを使用している必要があります。
突然スマートフォンが水没したり、盗難に遭ったりしてもデータが取り出せます。
カラー展開はブラックとオレンジピンクの2色です。
サイズは縦148mm、横148mm、高さ46mmで、重さは300gです。
前述の通り同じことはGoogle Photosなどのサービスでできるわけですが、写真をサーバーなんぞに送りたくない、という人もいるかと思います。あるいはiPhoneを使っているが、Googleなんとかはいっぱいありすぎてよくわからない、とか。
そういう人に受けたのか、約4100万円集まっています。
まとめ
お値段はMonument(モニュメント)本体$109+送料$15で、合計$124(約14,000円)です。
2016/3/29まで注文受付中です。
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