マイナス196度の液体窒素にも耐える、エアロゲルを使った防寒用ジャケット | OROS(オーロス)

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OROS(オーロス)は、エアロゲルを使った防寒用ジャケットです。防寒性の高さを実演するために、液体窒素をぶっかけてマイナス196度にする実験もしています。

使い方

こちらがプロジェクトの責任者。2015年にエアロゲルを使った防寒ジャケットを作り、Kickstarterに載せていました。今回はユーザーからの要望を取り入れ、1年たって再びKickstarterに現れました。
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この半透明の物体がエアロゲルです。密度が低く、中身はスポンジのようにスカスカ、すなわち空気が多い構造になっています。そのため軽くて断熱性が高いという点が特徴です。
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エアロゲルは、NASAによって実用化されました。宇宙服の防寒に使ったり、ロケット燃料を暖めないように断熱するのに使われています。
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オリジナルのエアロゲルは先ほどのような塊ですが、そのままだと壊れやすいという欠点があります。それを改良してシート状にしたのが、今回のOrosで使っているSolarCoreです。
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果たしてどれだけ防寒性があるのか?その実験として、Orosジャケットを着た人に液体窒素を吹きかける実験を行っています。
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ブシューっと思いっきり吹きかけています・・。
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液体窒素が当たった部分は急速に冷却され、摂氏-196度(華氏-321度)になります。顔や手はジャケットで覆われていないので、うつむいてポケットに手を入れています。そうしないと凍傷になって痛めます。
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表面は冷却されましたが、中の人は摂氏31度(華氏89度)で、ピンピンしています。
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防寒性だけならばダウンジャケットなどでも得ることができます。しかしダウンだとかさばるという弱点があります。筆者も登山用の防寒ダウンジャケットとズボンを持っていますが、確かにモコモコして非常にかさばります。
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しかしOrosなら薄くてかさばりません。
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同じレベルの防寒性を得るのに、エアロゲルだと3mm、ダウンだと40mmという差があるとのことです。
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Orosはジャケット版以外にも、手袋、ズボン、帽子なども用意されています。
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NASAがエアロゲルの応用について書いている記事で、Orosジャケットの画像が使われています。NASAが公認した等ではなく、ただ単に画像を使っているだけですが。
http://www.nasa.gov/offices/oct/40-years-of-nasa-spinoff/flexible-aerogel
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前作の評判がよかったのか、Orosは3600万円集まっています。去年見たとき、液体窒素のデモは確かに納得のいくものでしたが、耐久性はどうなのかな?と思いました。
しかし実際にユーザーが使った後でこれだけお金が集まったということは、耐久性もまともだったんじゃないかと思います。悪評だらけだと、これだけお金を集めることはできないはずです。
前作からの改良点は、エアロゲルでカバーする範囲を100%にしたことです。また30%軽量化することができました。

まとめ

お値段はジャケット版が、$275+送料$100で、$375(約42,400円)です。
2016/3/3まで注文受付中です。
https://www.kickstarter.com/projects/orosapparel/oros-orion-series-nasa-inspired-performance-appare

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