Hydra-Light(ハイドラライト)は塩水を使って発電するLEDライトです。充電不要です。
ただし塩水を使うだけであって、塩水のみで発電するわけではないです。
使い方
停電時に役立つものと言えば、ロウソクです。
しかしロウソクは減るのが速いです。
LEDライトならこの点は便利です。
しかし電池が切れている、なんてことも・・。まあニッケル水素ならそこまで自然放電しないですけど。
そこで作られたのがHydra-Lightです。塩水を入れて発電するというライトです。
まず海水をくんできます。
海水でなくても、水道水に塩を入れるだけでも構いません。
塩水をLEDランタンの容器に移し替え・・・
金属の電極を差し込みます。
容器をランタンに差し込めば準備完了です。
これでランタンが光ってくれます。
なぜ塩水を入れてLEDが光るのか・・ですが、実のところ仕組みは乾電池と変わりません。塩水の中に、素材の異なる電極棒を2本差し込みます。すると片方の棒が溶け出します。溶けるときに電子が出てくるので、電流が発生するという仕組みです。
つまり発電しているのは電極(マグネシウム棒など)で、塩水は単なる溶剤のようなものです。画像出典: Wikipedia
このランタンの場合、片方の電極は差し込んでいる金属棒で、もう片方の電極は下の編目になっている部分(炭素電極)です。
電極を溶かして発電するという性質上、金属棒の部分は250時間で交換する必要があります。これが結構デメリットに思いますが……。
用途としては非常用の他に、アウトドアを想定しています。うーん、充電式のLEDランタンでもよい気もしますね……。
日本でも同様の製品は市販されています。
・グリーンハウス 水と塩で発電するLEDランタン|GH-LED10WBW
http://www.green-house.co.jp/products/life/led/ledlight/gh-led10wb/
まとめ
お値段は$48(約5,400円)です。日本への発送は現在行っていません。
2016/3/19まで注文受付中です。
https://www.kickstarter.com/projects/1993414184/the-hydra-light-pl-500-salt-water-energycell-lante/description
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