3Dプリンターで作った物体を、銅でテカテカにメッキする装置 Orbit1(オービット1)

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Orbit1
Orbit1(オービット1)は、個人で使える電気めっき装置です。3Dプリンターで出力した物体を、銅やニッケルでコーティングしてテカテカにできます。
ただ個人で使えるといっても、廃液処理に困るので難しいですが・・。とはいえ、メッキ装置なんてものがクラウドファンディングに出てくるということ自体驚きです。
開発元は台湾です。

使い方

こちらがOrbit1でめっきしたもの。3Dプリンターで出力して、鉄でメッキしています。金属特有の光沢(反射)が渋い感じになっています。3Dプリンターで出せるプラスチックそのままでは、こういう質感にはならないです。
Orbit3
これは銅めっきでしょうか? 人の顔やコマがテカテカひかっていて、SFっぽいです。
Orbit4
これらの物体は、まず3Dプリンター(一番奥)で物体を作り、導電性スプレーで表面を塗装し(中段)、銅メッキ(一番手前)しています。
めっきは電気を通す物体にしかできません。ABSなどのプラスチックにめっきする場合は、まず導電性スプレーで塗装する必要があります。
Orbit2
アクセサリーの作成にも使えます。
Orbit6
できあがりがこちら。なかなかの仕上がりです。
この画像は金メッキでしょうか? Orbit1の実機で現状対応しているのは、銅とニッケル(銀色に近い色)のみです。Kickstarterでのキャンペーンが成功すれば、金やパラジウムも追加予定とのことです。
Orbit7
Orbit1本体はこんな感じです。中の水槽部分に、金属の溶液を入れて使います。
Orbit5
メッキをするためには、まず物体の表面をなめらかにします。
Orbit8
スプレーで電導性の粉末を吹き付けます。
Orbit9
Orbit1の中にいれてめっきを開始します。
Orbit13
操作はスマホアプリから行います。
Orbit10
仕上がりはこちら。テカテカになっています。
Orbit12

廃液処理

メッキに使った銅やニッケルの廃液は、下水に流せません。銅やニッケルは固体になっていれば安全ですが、液体は重金属イオンなので非常に強い毒性があります。
なおアメリカ、台湾、中国では、開発元が廃液処理サービスを行うとのことです。
正直なところ、もしこの装置を持っていても個人で使うのはかなり難しそうです。一応、個人でも実験的に電気メッキをしている方はいますが・・。
例えばこちら: クエン酸で電気メッキをしてみた http://www.nicovideo.jp/watch/sm25498625

まとめ

お値段は$1,999(約239,900円)です。送料は要相談です。まためっき材料を配送できるかどうかは国によって異なるので、事前に確認してくださいとのこと。
2015/6/19まで注文受付中です。
https://www.kickstarter.com/projects/1499748748/orbit1-a-tabletop-electroplater-turns-your-ideas-i

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