アプリ起動なし、物理ボタンでエアコンや電気を一発でオンオフする Flic 2

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Flic 2(フリック2)はボタンをカチッと押してエアコンや電気を一発でオンオフするボタンです。
開発元はスウェーデンです。

Flicボタンとは

朝起きてすること。電気をつけて、音楽をかけて、コーヒーを淹れて…。これらを一つずつするのではなく、一気に全部できたら便利です。
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そういったことはスマホアプリを起動すれば可能です。あるいはAmazon AlexaやGoogle Assistantを使って音声で指示することもできます。
でもそれをボタンを一回カチッと押すだけで実行できればどうでしょうか? 「我々はみんなボタンが大好きだ」と、今回の開発元Flicの創業者は言います。
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Flicは直径3cmのボタンです。バッテリーを内蔵しており、これ単体で動作します。このボタンを押すと、電気をつけたり、エアコンのオンオフを切り替えたりできます。
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ただしそのためには、あらかじめエアコンなどをスマホアプリから操作できるようにしておく必要があります。いくつか製品がありますが、例えばNature Remoを使えば既存のエアコンをアプリから操作できるようになります(工事不要)。リモコンがついているならば、Nature Remoを使って照明もアプリから操作可能になります。
https://www.kickstarterfan.com/archives/27934

使い道

使い道はいろいろとあります。朝起きた時に自動で目覚ましアラームを延長して、照明を暗くして(明るくした方がいいと思いますが…)、コーヒーを淹れるボタンを用意して、枕元に置いておけます。
スマートフォンのアプリを起動しても同じことはできますが、物理的なボタンを一つ押して実行できた方が便利です。
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お出かけ用のボタンの場合、家じゅうの電気をすべて消す、音楽を消す、テレビを消す、といった設定が役立ちます。エアコンを消すのもいれておいたほうがいいでしょう。
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車用のボタンならば、音楽をかける、メッセージを送って車に乗ったことを誰かに知らせる、電話の着信をオフにする、といった使い方ができます。
Flicはそれぞれの場所に置いておき、持ち歩きません。小型かつ安価(本体約2700円)なので、複数買っていくつかの場所においておくという使い方ができます。
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Flic 2の改良点

Flicはもともと、2015年にKickstarterに登場したプロジェクトです。


その後Wifi接続を実現するFlic Hubも登場しました。Flic本体はBluetoothでスマホに接続するのみですが、Flic Hubを使うことでスマホが近くになくてもボタンを押せるようになります。
ボタンひとつ押すだけで照明をつけたり、音楽を鳴らしたりできるグッズ | Flic Hub(フリックハブ)
Flic(フリック)は、照明をつけたり、音楽を鳴らしたりということが、ボタン一つで行えるようになるグッズです。その拡張キットとして、今回Flic Hubが登場しました。Flicとは2014年11月、FlicというプロジェクトがInd...

今回のFlic 2は、以前のものの改良版です。ユーザーからの意見や前回の経験を踏まえて、ゼロから再設計されました。
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一番大きな変更点は、ユーザーが自分でFlic連携を作れるようになった点です。以前はFlic開発元が作ったアプリに限定されていましたが、今回はユーザーが自由に作ることができます。
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Flicがデフォルトでできることもたくさんあります。IFTTT連携ももちろん可能です。
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また一回のボタンクリックで、複数の装置を同時にコントロールできるようになりました。
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また前述のFlic Hubも改良されています。有効範囲が倍になり、家の1階と2回の間でも届きやすくなりました。
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AppleのHomeKitにも対応予定です。
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まとめ

エアコンのオンオフなどをスマホアプリでできるようにしてある環境ならば、あれば便利ではないでしょうか。アプリを起動するよりもボタンを押しただけでできたほうが便利です。
ただしボタンを押すという単純な操作のため、複雑なことはできません。そこはスマホアプリや音声入力と言ったほかの手段との使い分けになると思います。
お値段は$25+送料$で、$30(約3,200円)です。
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