IoT用通信網Sigfoxを使った、位置トラッカー | TrackALL(トラックオール)

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徐々に日本でも浸透してきたIoTですが、まだまだ実生活では触れていない方が多いのではないでしょうか。対応する家電などをそれぞれ買い替えるとなると、準備だけで時間とお金がかかってしまいますね。
今回紹介するTrackALL(トラックオール)は、様々な物や場所に設置できて、温度や光などの情報を検知できるトラッカーです。通信方式にSigfox(シグフォックス)を使っており、安価に位置を追跡できるところが特徴です。

使い方

こちらがTrackALLです。これを測りたい場所に設置することで、温度、湿度、衝撃、光などの情報を認識・収集できます。
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例えば自転車に設置して、駐輪場所を特定できます。盗難されたり撤去されたりしたときに、すぐに追跡できます。
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TrackALLには、Sigfoxという通信ネットワークに対応しています。
位置トラッカー自体は以前からありますが、Bluetoothを使った場合は距離が短く、約100mです。3G/LTE携帯電話ネットワークを使った場合は日本中いろいろな場所で使えますが、費用がまあまあかかります。
Sigfoxは、通信利用金が低価格、かつ広範囲で使えるというところが特徴です。その代わり一回の転送容量は12バイトです。
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日本では京セラコミュニケーションシステムやSORACOMがSigfoxのサービスを提供しています。
・http://www.kccs.co.jp/sigfox/
・https://soracom.jp/services/air/sigfox/
このSigfoxを使って位置や温度をリモートで調べよう、といのうがTrackALLです。
たとえば家畜に取り付けて、温度などを遠隔監視する、といった使い方です。
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部屋に設置すれば、温度や湿度が監視できます。部屋にいない場合でも、サーバールームやワインセラーなどの状態を把握できます。
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犬小屋に設置すれば、ペットが小屋にいるかどうかを把握できます。屋外で飼育している場合でも天候などの変化に迅速できるので、ペットの安全を守れます。まあこのあたりはBluetoothかWifiでいいのですが・・。
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TrackALLの中で、ユーザーが作ったスクリプトを動かすこともできるようになっています。Sigfoxを使う場合は転送量制限が厳しいので、必要な情報だけ絞るといった用途です。
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TrackALLの消費電力は非常に少なく、単三電池2本で最長5年間稼働するとのことです。どれだけ持つかは通信頻度にも依存します。
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ただTrackALLはKickstarter上での期限4日前で、自主キャンセルにいたりました。目標額約210万円には到達していました。
キャンセルした理由は、Kickstarterキャンペーンでの責任を再考した結果、十分なサポート提供できないという結論に至ったためです。自前で販売を行う予定だと開発元は述べています。

まとめ

お値段はTrackALL(トラックオール)CA$113+送料CA$25で、合計$CA138(約12,000円)です。
2018/2/25まで支援受付中でしたが、最終的に2/21で自主キャンセルしました。
https://www.kickstarter.com/projects/mcthings/trackall-a-wireless-battery-powered-asset-tracker

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