Paperlike 2は、iPadを紙のような書き心地に変えるフィルムです。
使い方
Paperlike 2の作者、ヤン・サパーさん。彼によればApple Pencilの登場は今までのタブレット用ペンの概念を変えたといいます。それまでのペンは反応がいまいちだったり、途中で線がかすれたり、満足のいくものではありませんでした。しかしApple Pencilの反応の良さにヤンさんは吹っ飛ばされた(というぐらいよかった)とのことです。
しかし従来のペンに比べればはるかに良かったのですが、タブレットの表面がどうにもプラスチックのような感触があり、ツルツルしているのでそこが残念だったとのことです。iPadや通常のAndroidタブレットはお絵かき用ではなく、手で触って使うためのだから仕方のないところですが。
ヤンさんは自力で何とか使用しました。そこで生み出されたのが、このPaperlikeというフィルムです。iPadの表面に貼ることで、iPadを紙のような書き心地に変えようというものです。
ここまでが前作のPaperlikeです。
今回ヤンさんは、Paperlike 2を作りました。前作に寄せられたユーザーの声を集めて、改良したものです。
iPadの表面に貼ってペンの感触を紙で使った場合に近づける、という点は同じです。
違っているのは表面処理です。
紙は磨かれたプラスチックやガラスと違い、細かな凹凸があります。このおかげで紙にペンを走らせたとき、ツルツルと滑らなくなっています。Paperlikeもこの点を再現し、表面がでこぼこしています。
ただこのでこぼこが、斜めに傾いていたりと不規則でした。その結果、タブレットの画面から出てくる光が不規則に曲がっていました。このせいで見づらくなっていました。
その点を改良したのが、今回のPaperlike 2です。紙の感触を再現するために表面にでこぼこがあるのは同じです。
しかし表面のでっぱり部分が傾いておらず、真上を向く形になっています。
このおかげで画面から出る光が曲がらず、ほぼまっすぐに出てきます。このおかげで視認性が改善しました。
iPadでメモを取ったり…
お絵かきしたりを、紙のような感覚で行えます。
図表に書き込むような場合も役立ちます。
まとめ
お値段は€29(約3,400円)です。いずれにもiPad用です。サイズは期限終了後に選択します。
2019/9/19まで支援受付中です。
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