Hendo Hoverboards(ヘンドー ホバーボード)は、磁力で空中に浮くスケートボードです。
本当か?と言いたくなりますが、実際に浮いて滑るデモ動画が公開されています。さらにEngadget英語版の記者も、実際に試乗しています。どうも本当のようです。
使い方
試乗します。
リモコンのスイッチオン。
浮きました! 高度は約2.5cmです。
スイスイとバンクを滑っています。地面との摩擦がないので非常にスムーズです。
デモ動画はこちら。1分5秒目から実際に乗るシーンが始まります。
本当か?
そうはいっても、この動画も偽造という可能性もあると思います。しかしEngadget英語版では、記者が実際に現地に行って試乗したとのことです。
体重90kgあるので乗った瞬間に板が沈むかと思ったが、ちょっと揺れただけだった
記者が実際に乗ったとのことなので、本当なのだとおもいます。すごいですね、空中に浮くスケボーが実現するとは・・。
ニューヨークタイムズ(英語)にも記事があります。こちらも記者が写真を撮ったようです。
The Verge(英語)の記事はこちら。
仕組み
Hendo Hoverboardsは、磁気の反発力を利用して浮いています。床は、強磁性体ではない金属のみ浮上できます。例えば銅やアルミニウムです。コンクリートの床では浮上できません。
磁気反発力というと、JR東海の超伝導リニアを思い浮かべるのではないでしょうか? あちらは超伝導を使うために液体ヘリウムで冷却しています。液体ヘリウムは非常に高価ですし、扱いが難しいです。温度が上がってしまうと急膨張して爆発する、などです。
このHendoは大きさから見て、液体ヘリウム超伝導ではないと思います。どうやっているかは現状、非公開となっています。特許権を出願しているとのことなので、いずれ情報がある程度公開されるかと思います。
まとめ
ホバースケボー本体は、1万ドル(約107万円)です。数量限定で、10個すべて売り切れました。
また、同じ磁気浮上システムを使った浮遊する箱(White Box)が販売されています。お値段は、$799+送料$50で、$849(約90,900円)です。
2014/12/15まで注文受付中です。
https://www.kickstarter.com/projects/142464853/hendo-hoverboards-worlds-first-real-hoverboard
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