EcoQube Frameは、縦置きして最小限のスペースで植物を育てるというグッズです。
使い方
EcoQube Frameの特徴は、縦置きして野菜を育てるという点です。縦置きすることによって、あまり場所をとらずに栽培することができます。
室内で植物を育てる場合、どうしても広さの面で場所が限られてしまいます。限られたスペースを活かそう、という発想です。
壁につるして栽培することもできます。
本来地面にあるべきものが、真横に生えてくるという、ちょっとシュールな光景(?)にもなります。
使い方は簡単です。EcoQube Frameに水を入れます。
底部はタンクになっており、水をためておくことができます。欠かさず水やりをしなくても耐えられます。
水を入れたら、培地をはめ込みます。
タンクの水がしみだして、培地に浸透していきます。電源は不要です。
あとは光の当たる場所において放置します。
植物の種類によりますが、micro veggieの場合は約10日で育ちます。
出来上がったらサラダにして食べたり・・・
ミキサーでつぶして、野菜ジュースにして飲むことができます。
育てる植物は、micro veggieか多肉植物(アロエなど)を開発元はお勧めしています。開発元はmicro veggieの種をセットした状態の培地を出荷したいとのことですが、自分の好きな種を植えることもできます。
縦置きするという性質上、トマトのように支えが必要なもの、葉や茎が重くなるものは向いていません。
micro veggieとは具体的に何かを開発元に聞いたところ、ルッコラ(ハーブの一種)、ブロッコリーの新芽、コリアンダー(パクチー)、ケール、ホウレンソウということでした。(下の画像はルッコラ)
食べる植物だけでなく、観葉植物を育ててインテリアにするという使い方もあります。
水やりの頻度が少ないというのは水耕栽培全般に言えることで、新しいことではありません。また鉢を上から吊るすような縦置きも、すでにあるアイデアです。
水耕栽培と縦置きを組み合わせて、簡単に育てられるようにした、というところがEcoQube Frameのアイデアです。
開発元のAqua Designは、以前にも植物栽培グッズをKickstarterに載せていました。水槽とプランターを組み合わせたEcoQube Cや・・・
植物を使って部屋の空気をきれいにしようというEcoQube Airなどです。
こうしたファン構築がうまくいったおかげで、今回のEcoQube Frameも一日で950万円に到達し、好調な滑り出しになっています。
種を培地にセットした状態で出荷できるように開発元は検討しているとのことです。ただ日本も含めた各国では、種子の輸入には植物検疫が必要になっており、これを突破できるかわからないため現状では開発元は確約できていません。
自分で種を買ってきて(国内のネット通販でも買えます)、培地に蒔くのが確実だと思います。
まとめ
お値段は$39+送料$9で、$48(約5,300円)です。
2017/5/12まで支援受付中です。
https://www.kickstarter.com/projects/kevinzl/ecoqube-frame-best-vertical-garden
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