Slideは、朝起きたら自動でカーテンが開く、ということを工事無しで実現できるグッズです。
使い方
朝、タイマーが発動しました。
すると朝日が差し込んでいました。本来ならカーテンがあって、日光を遮っているはずですが・・
実は自動でカーテンが開くというシステムを使っており、朝になると勝手に開けてくれるという仕組みです。
カーテンが自動で開いたせいで(?)通行人が住人を目撃してしまい、びっくりしてしまいました。
昼間日差しが強いときや、夜になったらカーテンを閉めたい。これもSlideを使うと外出先から行えます。スマホから操作すると・・
カーテンを閉めることができました。タイマーで自動的に閉めることもできます。
このSlideはIFTTTに対応しており、他のIFTTT対応グッズと連動させて使うことができます。例えばFlicというボタン型デバイスと連動させて、ボタンを押したときにカーテンを開け閉めすることができます。
Amazon Echoに音声でカーテンを閉めて、と指示して閉めるといったことができます。
Slideの特徴的なところは、工事不要で取り付けられるという点です。Slideを取り付けるには、まずカーテンレールにアダプターを固定します。指で回せるネジなので、ドライバーは不要です。もちろんドリルで穴を開ける必要もありません。
Slideをレールにぶら下げます。大型のモーターを積んでいる関係で、結構大きいです。
カーテンを動かすために、専用のコマをレールに取り付けます。
専用のコマに、ワイヤーを挟みます。ワイヤーは細いので目立ちません。
このようにして取り付けると、カーテンを自動で開け閉めできるようになります。実際にはワイヤーで引っ張っているのですが、カーテンが勝手に動いているように見えます。
ワイヤーは2本ついていて、Slideの反対側には滑車(プーリー)を置きます。引っ張って開けるだけでなく、逆方向から引っ張って閉めることもSlide1台でできます。スノボのリフトみたいな感じです。
確かに工事無しですし、その点はいいと思います。壁に穴を開けたりしないので、取り外すのも簡単です。賃貸の部屋にでも使えるでしょう。
ただ現状、Slideは弱点もあります。モーターは比較的大型の物を使っているのですが(下の写真で本体の下半分が駆動部分です)、そのせいでACアダプタにつながなくてはなりません。駆動電圧は12Vであるため、USBすら使えません。
カーテンの上部まで電源ケーブルを這わせる必要があるとなると、これは大変面倒です。見栄えも良くありません。
開発元もそのことは認識していて、バッテリー動作にできないか検討しているとのことです。
大型のモーターを使っているのは、カーテンが意外と重いことが理由だと思います。ワイヤー駆動ということもあり、引っ張る力が弱いと引っかかってしまってカーテンがうまく動かないのではないかと思います。
ギアで回転数を落とせば力自体は強くできますが、今度は移動速度が遅くなります。ある程度素早くカーテンが開いてくれないと、見ていてイライラしそうです。
その他の仕様ですが、ACアダプタは110V/220V対応です。結構幅があるため(5cm)、カーテンレールに覆い(カーテンボックス)がついている場合、ひっかかって入らなそうです。レールがむき出しの場合でないと、設置できなかったということが起きるリスクがあります。
左右開きの場合、カーテンを左と右に2枚つけます。真ん中から開けるタイプですね。この場合でも、Slide1台でまかなえます。左用と右用に2台用意する必要は無いです。この点はすばらしいと思います。
最大の問題はACアダプタでしょうね。前述の寸法の問題もあるので、ほしいと思う方はご注意ください。この2点がなければ、なかなかいいと思うのですが・・。
まとめ
お値段は€69+送料€20で、€89(約10,900円)です。
2017/1/9まで支援受付中です。
https://www.kickstarter.com/projects/41829059/slide-make-your-existing-curtains-smart
コメント
んー。mornin’でいいですね。
http://mornin.jp/