Fuze Casesは、iPhone 7にヘツドフォン端子を復活させるケースです。
開発元はアメリカです。Indiegogoに掲載されています。
使い方
世の中にあまたとあるヘッドフォン、これらを接続するには(Bluetooth対応でなければ)ヘッドフォン端子が必要です。しかしiPhone 7/7+ではヘッドフォン端子が廃止されました。
そこでiPhone 7/7+のケースにヘッドフォン端子をつけようというのが、このFuze Casesです。
iPhone 7にオーディオ出力端子でロックしようぜ!!と頭にネクタイを巻いて威勢よく述べています。
どうでもいいですが、アメリカでもネクタイを頭に巻くというネタが存在するのですね…。
このケースをつければ、ヘッドフォンなどを差し込めるというわけです。
ヘッドフォンやイヤホンだけではありません。クレジットカードを読み取るSquareのような、ヘッドフォン端子に差し込むアクセサリーもさせるようになるはずです。
デザインも非常にスリムです。
カラー展開も予定されています。
ここまではいいのですが・・
Kickstarterという文字が・・
先ほどの画像の中に一つおかしな点がありましたが、気づかれたでしょうか。このプロジェクトはIndiegogoに掲載されていますが、説明動画にはでかでかと「Join our Kickstarter」と書いてあります。音声でも何回もKickstarterと言っています。
なぜこんな食い違いが生じたのかですが、おそらく最初Kickstarterに載せるつもりで動画を作成したのだと思います。しかしKickstarterには載せられなかったので急遽Indiegogoに載せた、のだと推測しています。
なぜKickstarterに載せられなかったかというと、この部分が問題だったのだと思います。
Conceptステージ、すなわちまだ構想段階で試作品がないことを示しています(ステージ表記についてはこちら)。Kickstarterでは実際に動作する試作品が必須です。テクノロジーのカテゴリーでは掲載する前に運営による審査があり、試作品がないと通らないです。
iPhone 7からヘッドフォン端子が廃止されるという情報が出てきたのは、発売直前ぐらいだったと思います。そこから現時点までの期間では、試作品を作るのが間に合わなかったのではないでしょうか。しかし悠長にしていては誰かに先を越されます。そこで急遽Indiegogoに載せたのではないかと予想します。
試作品がないからだめかというと、そんなことはないと思います。難易度の高いものの場合には、試作品は必須だと思います。極端な例では、ロケットエンジンを自分で試作した人まで過去にいました。こういう難易度の高い場合には、試作品があったほうが間違いなくいいです。本当に作れるのかどうかわからないためです。
今回の場合はどうかというと、そこまで難易度は高くないと思います。(だからこそ先を越されないように急いでいるのでしょうが) MFi認証(iPhoneの端子に必要な認証)も考慮しているとのことです。ただ現状の寸法はちょっとスリムすぎる気がしますが・・。ヘッドフォン端子の分だけ余計にかさばるはずなので・・。
まとめ
お値段は$59+送料$15で、$74(約7,400円)です。
2016/10/28まで支援受付中です。
https://www.indiegogo.com/projects/fuze-cases-bringing-back-the-audio-jack-iphone-headphones#/
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