Prisma(プリズマ)は、お湯ではなく水を使ってコーヒーを作るマシンです。
使い方
普通コーヒーというと、お湯をコーヒー豆にかけて作ります。豆の成分が染み出すことで、コーヒーの液体になるという仕組みです。これをお湯ではなく水でしよう、というのが水出しコーヒーです。
しかしお湯を使う場合に比べると非常に時間がかかります。数時間という単位です。
そこを解決しよう、というのがこのPRISMAです。成分を抽出する時間を短くするために、真空にして豆の粉末に圧力をかけます。
作業は簡単です。まず粉末にしたコーヒー豆と水をPRISMAに入れます。あとはボタンを押して待つだけです。ミルはついていないので、別途豆を粉末にしておく必要があります。
そもそも時間や手間をかけて水出しコーヒーのメリットは何か?ですが、すっぱさが下がること、そもそも冷たいコーヒーを飲めることです。カフェインの量はどうでしょうね・・。単純にMore Caffeineとは限らないような気もしますが。
FirstBuild
このプロジェクトの実行者は、FirstBuildという小さな組織です。FirstBuildは普通のメーカーと違い、製品のアイデアを外部の人間から募集しています。
アイデアが採用されて製品化されると、発案者にはロイヤリティが支払われるという仕組みです。不特定多数から募集する、という点ではクラウドファンディングに近い面もありますね。FirstBuildの場合、募るのはお金ではなくアイデアですが。
そのFirstBuildが今回作ったのが、このPRISMAというコーヒーメーカーです。
FirstBuildは、米GEの家電部門(現在は中国ハイアール傘下)と提携しています。Indiegogoはこういったメーカーとの提携に力を入れており、運営がその成果としてFirstBuildのことを時々取り上げています。
まとめ
お値段は$229(約23,000円)です。日本への発送は現在は受け付けていません。
2016/08/30まで支援受付中です。
https://www.indiegogo.com/projects/prisma-cold-brew-coffee-technology#/
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