Zero-Distortion Wide Lensは、歪みなく広角で景色が撮れるiPhone用レンズです。
日本のクラウドファンディングサイトMakuakeに掲載されています。
使い方
こちらがZero-Distortion Wide Lensです。iPhone6/6sのレンズ部分に取り付けて使います。
なぜわざわざ外付けレンズを使うのか? 今回のWide Lensの目的は、広い角度の景色を撮影するためです。例えばこんな風に、広大な風景を撮ることができます。左右幅広い範囲が撮影されており、すごく見晴らしのいい写真になっています。
スクランブル交差点を上から撮影してみたところです。どういう場所なのか一目でわかりますね、まさに広角にうってつけです。
下の画像で、一番左がデフォルトのレンズで撮影した写真です。撮影範囲はあまり広くはありません。普段スマホで写真を撮るときは広角だと不便なので、このぐらいの範囲の方が便利です。広角だと人物が小さくなりすぎます。
真ん中が他のワイドレンズ、右端が今回のZero-Distortionです。これだけ見るとワイドレンズ同士ならあまり差が無いように見えます。
しかしそうではない、広角レンズで歪みをなくすのは簡単ではないと開発元は言います。下の画像は他の会社のワイドレンズです。周辺部分がゆがんで、全体が凸になっています。
一方で下の写真がZero-Distortionです。確かに周辺部分の歪みがありません。
さらに周辺部分を拡大すると、他社ワイドレンズでは周辺部にぼけがあります。
一方でZero-Distortionでは写真の周辺部分もはっきりしています。
ただこれは、どういうレンズと比較するかにもよるかと思います。Zero-Distortionがクリアで歪みがないとしても、値段も一万円します。比較するにあたってはその点も考慮する必要があると思います。
Zero-Distortionは、専用ケースとセットで使います。レンズの取り付け位置がずれると、クリアな写真が撮れません。さきほどの歪みがないというのも、外付けレンズがiPhone本体のレンズとぴったり向きがあっていなくてはなりません。レンズがずれたら画像もずれます。
そこであえて専用ケースを用意して、外付けレンズをズレないようにぴったり取り付けるようにしたというわけです。一眼レフなどは最初からレンズ交換ができるようになっているのでこういうことはありませんが、スマホは外付けレンズを想定していないので何らかの固定方法が必要になります。
専用ケースにレンズを取り付けるとこうなります。
そうは言ってもケースまでは面倒だ・・。そういう場合のために、EasyFitマウントというのが用意されています。こちらはスマホの上部にかぶせるだけです。キーホルダーとして持ち歩けるので、使っていないときは外しておけます。
広角レンズ自体は一眼レフなどのレンズ交換式のカメラでは、もちろん普通にあります。ただスマホは常に持ち歩いていて、いつでも取り出せます。どこでも気軽に広角、かつクリアに撮影できるのがいいところではないでしょうか。
まとめ
お値段は、
・EasyFitマウント版が11,100円
・ジュラルミンケース版が19,800円
です。
2016/9/29まで支援受付中です
https://www.makuake.com/project/tokyographer
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