Onion Omega2(オニオンオメガ)は、価格5ドルのLinuxコンピューターです。Wifiをデフォルトで搭載しています。
以前Omegaという小型コンピューターがありました。今回のOmega2はその改良版です。
使い方
世の中にはいろいろな小型コンピューターがあります。しかしそのどれもが納得いかない・・(このプロジェクトの作者的には)
そこで生まれたのがOnion Omega 2です。
特徴は価格が安いことです。本体価格は$5(約540円)です。Raspberry Pi Zeroを意識した価格ですね。
小さくて安いながらも、OSとしてLinuxが動きます。下の画像は、シリアルコンソールで接続してシェル(ash)を操作している場面です。
ただし、Omega2にはHDMIなどのビデオ出力はついていません。シリアルポートやUSBを通じてコンソールにアクセスする必要があります。
ネットワーク機能としては、Wifiをデフォルトで搭載しています。Bluetoothなどは搭載していないので、使いたい場合は別途拡張ボードを刺す必要があります。
とはいえWifiがあるだけでもかなりのことができるので、価格を考えればこれでいいんじゃないでしょうか。
データ保存領域は、Omega2が16MB、Omega2 plusが32MB内蔵しています。plusの方はMicroSDスロットがついており、容量を増やすことができます。
Omega2には3.3Vの電源ピンがついており、そこから電源を供給します。別途ドックもあり、そちらを利用するとUSBから電源を供給できます。ドックの方で、USBの5Vから3.3Vに降圧してくれます。
電源のことなどを考えると、実質的にドックは必須ですね。
Omega 2にはブラウザから使えるコンソール画面があります。アプリストアまであります。
ドラッグアンドドロップでロジックを作ったり・・
自分でソースコードをごりごり書いていじることもできます。
コンパクトさを活かして缶の中にいれて使うこともできます。
右側の部分がOmega2本体で、左側はOmega2のドックです。かさばらないようにするために、Omega2と同じサイズのドックもあります。
センサーをつなげることもできます。近接センサーを搭載して・・
人が座ったらライトをつけることができました。
スペックはこちら。
まとめ
お値段は$5(約540円)です。Omega2 Plusは$9です。
前述の通りドックを使わない場合は電源も自分で用意しないといけないので、ほぼドック必須です。
Omega2+ドックは$20です。
送料は別途加算です。
2016/8/24まで支援受付中です。
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