Hoboroll(ホボロール)は、レンコンのように穴が開いたバッグです。GOBI GEARというところが作っています。
リュックは大量の荷物を持ち運ぶのに便利ですが、細かい荷物がごちゃごちゃするという欠点もあります。じゃあ中に仕切りをつけておけばいいんじゃないか?というのがこれです。
Kickstarter
Hoborollは、もともとKickstarterで資金集めが行われていたプロジェクトです。Kickstarterについての説明はこちらをご覧ください。
筆者はKickstarterで見かけて、便利そうだと思いお金を出しました。それが無事届きました。
レンコンみたい
Hoborollは、中がレンコンのように区分けされているところが特徴です。中の小部屋は5つあります。ここにそれぞれものを詰め込めるという仕組みです。
実際に詰め込んでみたところがこちら。一つの小部屋は意外と大きく、2Lのペットボトル1本がまるまる入ります。
どれだけ入るか確かめるために、とりあえず手近なものを入れてみました。ペットボトルを入れたのはそのためです。まあ入るのですが、重いです(笑)
実際に使う場合には水筒、着替え、タオルなど、もっと実用的なものをいれることになります。
実際に詰め込む実演をしてる人もいます。大量の荷物が足元に・・これだけ見ているとHoborollに入るのかあやしいです。
しかしあれよあれよと詰め込んでいくうちに・・
全部きれいにまとまりました。
非常にコンパクト
Hoborollのもう一つの特徴は、非常にコンパクトなことです。下の写真は広げている状態です。結構大きいです。ペットボトルが入るのですから、当然それよりも大きいです。
しかし畳むと文庫本ぐらいの大きさになります。自分で畳んでみたのですが、確かに小さくなりました。届いたときのように戻せない・・なんてことはありませんでした。
Hoborollを畳むための袋も本体に内蔵されています。小さい袋は無くしやすいのですが、本体に縫い付けられているために無くす心配がありません。加えて普段はHoborollの内側にしまえるため、邪魔になりません。下の写真はわかりやすいようにわざと外側に出しています。
こういう細かいところが気が利いているなあと思います。開発者した人自身がアウトドアが好きとのことです。納得です。
さらに非常に軽いです。重さ97gです。素材はナイロン製でしょうか。しかし頑丈に作ってあり、そう簡単に破れません。ウインドブレーカーよりも頑丈かな、という感じです。
素材は防水になっており、ある程度濡れても耐えられます。中に文庫本を入れてシャワーをぶっかけてみましたが、本は濡れなかったです。下の写真はシャワーをかけた後です。
ただ両端の部分は縛って口を閉めるという仕組みなので、真横から雨が入ったり、完全に水につかると濡れてしまいます。完璧な防水バッグではないです。
しかし縛って閉める仕組みは壊れにくく、簡単に中の荷物を取り出せます。ファスナーだとレールから外れたりするんですよね・・。縛るのは一長一短ですが、使い勝手は良いです。
Kickstarter特典でストラップもついてきました。
ストラップを使うと、ショルダーバッグみたいに肩からかけることができます。
Hoborollは単体で持ち歩くこともできるし、スーツケースやリュックの中に入れて内袋として使うこともできます。
用途は必ずしもアウトドアに限定されているわけではなく、街中で使っても不自然ではないです。実際に電車に乗ったりもしましたが、違和感はなかったです。筆者の手に入れたものは暗緑色なので、目立たないというのもあると思います。
メリットとデメリット
今までの内容をまとめと、メリットは次の通りです。
・荷物をスッキリ整理できる
・非常に軽い
・非常にコンパクト
リュックよりも遙かに軽い、というのが個人的にはいいと思いました。
逆にデメリットとしては次のものがあります。
・ノートパソコンのような大きなものは入らない
区分けされているので当然の副作用ですね。細長いものは得意ですが、平べったいものは根本的に無理です。
Hoborollは2014年7月にKickstarterでプロジェクトが始まりました。現在は市販されており、日本でも輸入しているところがあります。
A&F COUNTRY ホーボーロール
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