Mooges(モージーズ)は、ドアやハンガーなど好きな物を楽器に変えるグッズです。
身の回りのものに触れたときの振動をPCやスマートフォンに伝え、音作りを楽しめるセンサーです。イギリス、ロンドンで開発されました。
使い方
セットには丸い銀色の振動センサー、ステレオミニプラグのケーブルとそのケース、センサーを固定するための粘着テープ、ジャックアダプターが入っています。
この振動センサーをどこかに置き、
PCやスマートフォンを接続し、
身の回りにある木や金属、ガラスなどを軽くたたきます。するとそれに反応してアプリから音を鳴らすことができます。
アプリでは、叩き方によって鳴らす音を変えることができます。短く叩く、ひっかくなどのジェスチャーを記憶させ、それに応じて違う音を割り当てられます。
例えば球を用意してMoogesをつなげば、これだけで新しい楽器が作れてしまいます。
身の回りにあるものならなんでも演奏できる・・。開発者は「現実世界を演奏する」とそのコンセプトを表現しています。
コートハンガーにMoogesをつなぎ、ボールペンで叩いて演奏しているところ。
動画はこちら。すぐにデモが始まります。
ドアをドラムにするようなこともできます。
もちろん、楽器に装着して音作りを楽しむことも可能です。普通にギターを弾くと同時に、ギターの板を叩くことでMogeesから音を鳴らせます。
身近にある道具などを一瞬にして楽器に変え、今までにない音楽づくりを体験できます。
身の回りの物に触れて音楽づくりをするという発想が斬新で素敵です。大人だけでなく、子供の知育玩具として導入するのもいいかもしれません。
仕様
専用アプリはWindows、Mac、iOSのみに対応しています。Androidには未対応です。
現状のAndroidではオーディオ出力に0.01秒から0.1秒の遅延があります。音楽を聴くだけなら問題ありませんが、Moogesを含めた演奏用アプリにはこの遅延が大きな問題になります。そのため現状はAndroidでアプリをリリースしていないとのことです。
WindowsやMacでは、USBケーブルを通してMIDIコントローラーとしても使えます。GarageBandなどのMIDIに対応している汎用の音楽ソフトを用意すれば使うことができます。
前述の通り振動をセンサーで拾うので、電気を通さない物にも使えます。Makey Makeyは電導性のものにしかつかえないですが、こちらは振動すればなんでも使えます。
まとめ
お値段は£95(約17,500円)です。送料込みです。
2015/11/06まで注文受付中です。
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