WildCard(ワイルドカード)はブレード、ドライバー、てこ棒、栓抜き、物差しなど、様々な道具が一枚のカードになったものです。
使い方
昨今携帯電話が大きくなるにつれて、ポケットに他のものを入れるスペースが少なくなってきました。一般的なナイフはどうしても荷物になってしまいます。
そこで編み出されたのがWildcard。一枚の金属カードの中に多数のツールが詰め込まれています。
Wildcardは厚みが無く軽量なので、財布などに入れて持ち運んでも気になりません。
角の部分を使えばマイナスドライバーのようにネジを回したりすることができます。
また、角の部分がひずめのような形になっていて、ピン状の物に引っ掛けたり、画鋲などを外すことにも利用できます。
オオカミの形をした切り抜き部分もただの飾りではなく、栓抜きとして使えます。この手の多機能ツールにはなぜか必ずといっていいほど栓抜きがついています。
ブレードの一部はのこぎり状になっていて、ひも等を切りたい時に役立ちます。
ナイフの部分は工具不要で取り外せるようになっています。開発者は「フライオフ」機能と呼んでいます。
WildCardを手荷物にしまうのを忘れて空港のセキュリティチェックを通ろうとすると、当然引っかかってしまいます。しかしこの場合でもブレード部分を諦めて捨ててしまえば大丈夫です。ブレードの部分だけ後で注文できます。
WildCardは本体の薄さも自慢です。本体の厚さを2ミリ以下に抑えることを実現しています。薄いのにも関わらず、ナイフの刃を回転して引き出せるところに苦労したとのことです。
重量は約30グラムで、寸法は約5.5センチ×約8センチです。持ち運んでいても気になりません。ブレードの材質には420系ステンレスを採用しています。本体にも十分に硬化したステンレススチールが使われていて、しっかりした感触と高い耐久性を併せ持っています。
Kickstarterでは限定版のKSエディションも取り扱っています。模様は金属表面に含まれるカーボンから出来ていて、見た目も上質です。レーザーで彫刻加工を施してあるため、こすれただけでは消えないようになっています。
日本国内でも一般的なマルチツールが法律に抵触し没収されてしまうケースもありますが、ブレード部分の取り外しておけばその心配も減りそうです。
開発者は毎日持ち運ぶグッズということでEvery Day Carry(略してEDC)と呼んでいます。財布やパスケースに入れて持ち運ぶようにしていれば、いざというとき役に立ちそうです。市街地だとあまり要らない気もしますが・・。
まとめ
お値段はwildcard1枚$25+送料$7(約850円)、合計$32(約3850円)です。
2015/11/4まで注文受付中です。
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