これは「天気」の箱庭? 室内に晴、曇り、雨、雷を再現する装置 | tempescope(テンパスコープ)

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tempescope(テンパスコープ)は、室内で晴れ、雨、曇り、雷という四つの天気を再現する装置です。天気の箱庭、とでも言うべきでしょうか? 全く新しいアイデアなのでうまい言葉が見つかりませんが・・。
開発元は日本です。

使い方

透明な縦長の箱。この中で、天気予報に合わせて四つの天気を再現するというものです。
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まず雨。ザアザアと降っています。これは液晶画面ではなくて、この箱の中で本当に水が落ちています。水滴で壁面もくもっています。
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こちらは曇り。箱の中に立ちこめています。上の方に雲がなく反対側が見えますが、その辺が雲っぽいように見えます。飛行機から見えるような感じです。
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さらに雷。
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ピカッと雷が光ります。ただし本当の電撃ではないです。それも検討しているとのことですが。現状はおそらくライトだと思います。
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最後は晴れです。よく見ると、天井の部分が青空になっています。晴れは再現しづらいですね・・。
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玄関に置けば、出かける前に天気がわかります。もちろん天気予報サイトを見れば済むのですが、本当に雨が降るインテリアというのも洒落ていると思います。
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外の天気に合わせるだけでなく、自分で天気を選ぶこともできます。本を読みたいときにはあえて雨にして、気分を盛り上げるといった使い方ができます。まさに晴耕雨読(?)です。カーテンも閉めると雰囲気が出てよいかもしれません。
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家族が離れて住んでいる場合、相手のいる場所の天気を再現する、なんていう使い方もできます。
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tempescopeの動画はこちら。すぐに実機デモが始まります。


設定と天気予報の情報取得は、スマホアプリから行います。動作にはスマホが必須です。OSはiPhoneとAndroidに対応しています。
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プロジェクトの代表は河本健さん。Googleでエンジニアをしている方です。2012年にマリアナ諸島に行き、この天気を自宅で再現できたらなぁ・・と思って始めたのがきっかけです。
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雨だけならともかく、曇りまで起こせるのがすごいですね。大きさや価格の制限があるなかで、苦労されたのではないでしょうか。

まとめ

お値段は$199+送料$15で、$214(約25,600円)です。組み立てキットですが、ねじ回しだけで作れるとのことです。はんだ付けは不要です。
2015/11/10まで注文受付中です。
https://www.indiegogo.com/projects/tempescope-a-box-of-rain-in-your-living-room/x/8276897#

コメント

  1. 匿名 より:

    目標には届かなかったようですね
    面白そうだったのに残念

    • 管理人 より:

      あーなるほど、目標金額が4000万円以上だったんですね・・。製造の都合があるので仕方ないのでしょうけど、1260人も集まっていたのだから惜しむ声も大きそうです。