オバマの選挙デザイナーが考案、カードゲームのようにアイデア出しができるグッズ Brand Deck(ブランドデック)

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Brand Deck1
Brand Deck(ブランドデック)は、カードゲームを遊ぶようにして製品のアイデア出しができるグッズです。
どういう製品やサービスを作るのか、会議をしてもうまいアイデアを出すのは大変です。Brand Deckはカードに「シンプル」「大きい」などの言葉が書いてあり、これらを組み合わせてアイデアを生み出そうというツールです。
このツールを作ったのはScott Thomas(スコット・トーマス)さんという方です。2008年に行われたオバマ大統領の選挙では、デザインディレクターをしていました。オバマ選挙ロゴの作成にも関わっています。

使い方

カードには形容詞が書いてあります。このカードは「複雑」です。
Brand Deck3
裏面には反対の意味の言葉が書いてあります。これは「シンプル」です。カードは全部で50枚あります。
Brand Deck4
カードを山札からめくり、どんどん並べていきます。表面にするか裏面にするかは、自分で決めます。
Brand Deck5
カードは3列に置いていきます。一番左が「何々である」、真ん中が「何々ではない」、一番右が「当てはまらない」です。
例えば「シンプル」というカードを一番左に置いた場合、これから作る製品はシンプルなものにする、ということになります。「小さい」を真ん中に置いた場合、作る製品は小さくない、という意味になります。こうやって「何々である」「何々ではない」ということを明確にしていきます。
Brand Deck2
どんどんカードを置いていき、「何々である」という列が最低6枚を超えたら終了です。6枚以上置いても構いません。
この作業はチームで行うのが効果的です。なぜこういうカードを置いたのかを話し合うことで、アイデアが膨らみます。ブレインストーミングに近いですね。
違うところは、カードに言葉が書いてあるので、強制的にアイデアが浮かびます。そのアイデアが使えるかどうかはまた別ですが、とにかくカードの言葉をいやでも目にすることになります。
Brand Deck6

まとめ

単純なツールですが、なかなかいいのではないでしょうか。結構好評ですでに1000人が注文して620万円集まっています。
お値段はカード2組のセットが、$35+送料$12で$47(約5,500円)です。
2015/2/18まで注文受付中です。

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