電球のオンオフで孤独死を回避。プライバシーを侵害しない見守りグッズが登場 | ハローライト

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ハローライトは、オンオフが離れた場所からわかるという電球です。高齢者の見守りに役立ちます。

使い方

電球をインターネットに接続しよう…このアイデアはかなり前からあります。例えば大手メーカーのPhilipsからもHueという製品が販売されており、スマートフォンのアプリから電球をつけたり、色を変えたりすることができます。 画像出典: Flickr
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今回の電球「ハローライト」も、そうしたネットワークに接続された電球の一種です。
しかしHueのような電球とは使い方が異なります。
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ハローライトは電球をオン、オフすると、そのことがスマートフォンに通知されます。スマートフォンからオンオフするわけではなく、電球自体の操作は今までのスイッチを使います。
ハローライトでは、電球オンにして照明をつけた、オフにして消した。これを知るための道具です。
普通ならそんなことがわかっても仕方ありません。自分で電気をつけたのだから、いちいち教えてもらう必要もありません。しかしこれが役に立つ場面があります。
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それは、一人で生活する高齢者の方を見守りたい、という場合です。
近年、孤独死が問題になっています。一人で生活していて亡くなってしまった場合に、誰も気づかず発見が遅れる、といった状況です。孤独死のリスクがあるから、高齢者に賃貸物件を貸してくれるところが少ない、ということも問題になっています。
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その対応策として、電球のオンオフを使って見守ろうというわけです。定期的に電球がオンオフされているのならば、正常に生活できていることがうかがえます。もしつけっぱなしであったり、消しっぱなしになったら、何か問題が起こったことが予想されます。
ハローライトでは24時間オンオフがなければ、メールで教えてくれます。もしメールが来たら、電話をかけるなり家に行くなりして確かめに行くことになります。
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もっとも、電球ではなくリモートカメラならば、もっと直接的に状況が分かります。いちいち家に見に行かなくても、部屋の中の状況を見ることができるでしょう。
ただしそれでは、見られる方はうっとうしくて仕方ありません。たとえ自分の子供からであっても、年中カメラで見られるというのは誰もやりたくないでしょう。
そこで電球の出番です。
電球のオンオフぐらいならば、家で何をしているか全く不明です。寝ているか起きているかわかるぐらいです。
これならば、監視されているという感じはしないのではないでしょうか。詳しい状況は見守る方もわからない代わりに、プライバシーも守られるというわけです。
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プライバシーの侵襲性が低いのはいいが、設置はどうなのか。工事が必要だったりして設置が大変では、気軽に導入できません。
この点、ハローライトは設置が非常に簡単です。ハローライトは電球自体がKDDIの回線を使って、ネットワークに接続されます。Wifiは不要です。
高齢者の家庭で、スマートフォンもパソコンも使わないのでWifiはない。そんな場合でも使用可能です。
ハローライトはKDDIの「IoT通信サービス LPWA」を使用しています。サービスの対象地域であればハローライトは使用できます。ただしKDDIの回線を使っているため、月額費用として150円必要です。
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これからの日本の社会を考えれば、こういった製品の必要性はどんどん出てくるのではないでしょうか。親子の間だけでなく、行政サービスでも役に立つかもしれません。

まとめ

お値段は6,998円です。送料込みです。
2019/2/27まで支援受付中です。
https://www.makuake.com/project/hellolight

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