Capture v3は一眼レフやミラーレスカメラを、バッグやベルトにつるしておけるグッズです。
使い方
Capture v3の開発元Peak Designは、Kickstarterで何度もカメラ関連グッズを作っています。一番最初のCapture Camera Clipは2011年、その3代目にあたるのが今回のCapture v3です。
カメラバッグも過去に作ってKickstarterに載せています。Everyday Messengerは一見するとただのカメラバッグですが、磁石でくっつく留め具など、細かい工夫がたくさん施されています。
通常の用途なら磁石である必要はありません。しかしカメラバッグの場合は開けてカメラやレンズを取り出すことが頻繁にあるので、そのような仕様になっています。最終的に5.5億円、Kickstarterで集めました。
Everyday Messengerはカメラバッグでしたが、ここで培ったテクニックはカメラ用でなくても役立ちそうだ。そこで作られたのがEveryday Bagsです。こちらも2日で1.1億円に到達し、好評でした。
カメラ用でなくても評判が良かったからか、さらにスリングバッグ版も作られました。Everyday Adventure Bagは肩からかけて使う小型のバッグで、重さ0.34kgと軽量です。荷物はあまり入りませんが、体から離れないので動き回るときに便利です。
Peak Designは過去6回Kickstarterでカメラアクセサリーやバッグを作ってきましたが、今回はもう一度カメラグッズに戻ってきました。
今回のCapture v3は、カメラをベルトやバッグのストラップにくっつけて留められるというものです。下の写真の金具がそうです。
このCapture v3を、リュックにストラップに取り付けます。
するとカメラをストラップに吊り下げることができます。
カメラをバッグの中に入れないでストラップに吊り下げる理由は、カメラを簡単に手に取れるからです。移動しているときは両手を開けておいた方が便利です。しかしシャッターチャンスが来たらすぐにカメラを手に取って撮影したい。そこでこのように吊り下げて置くというのが狙いです。
リュックのストラップだけでなく、ズボンのベルトにCaptureを取り付け、カメラを吊り下げることもできます。首からぶら下げる場合と比較すると、カメラが固定されているので移動時に邪魔になりづらい、また首に比べて腰や胸に吊り下げるほうが楽だ、という点がメリットでしょうか。
ストラップへCaptureを固定するときは、2枚のプレートで挟み、ボルトで固定します。指で回すボルトを使うか・・
もしくは六角ボルトで締めることで行います。六角ボルトで固定したほうがでっぱりは少なくなります。外す場合はスパナが必要になるので、ずっと固定しておきたい場合に向いています。
カメラ側は三脚マウントの部分に専用プレートを固定します。
三脚のネジ穴に固定するということは、三脚を使いたい場合はどうなるのか? 静止画にしろ動画にしろ、三脚を使いたいという場合ももちろんあるでしょう。
この点に関してはアルカスイス型三脚マウントの大部分と互換性がある、とのことです。実際に使えるかどうかは個々の製品によって異なります。ユーザーによって確認されたリストがFAQに載っています。
またオプションとして、マンフロット製三脚に対応するプレートも用意されています。
今回はv3という名前の通り、以前あった物の改良版です。大きな違いは大きさです。下の写真は以前のものです。
v3では20%幅が狭くなりました。厚みも減少しています。
更に重さも30%減りました。ストラップに着けるという性質上、軽くて小さいに越したことはありません。素材はプラスチックではなくアルミなので、簡単には割れたりしないと思います。
まとめ
お値段はCapture v3、$55+送料$12で、$67です。
2017/11/11まで支援受付中です。
https://www.kickstarter.com/projects/peak-design/greatest-hits-revamped-capture-slide-and-slide-lit
コメント