MOGICS Donut & Bagel(モジクス・ドーナッツ&ベーグル)は、コンセント分岐グッズです。アダプタをぶつからずに刺せるようにドーナツ型になっています。
使い方
旅行に持ってくものというのはいろいろありますが、デジタル機器もそのうちの一つです。スマホはもちろん、スマホバッテリー、ノートパソコンであったり、デジカメであったりです。他にはドライヤーやシェーバーもあるでしょう。
そしてそれらをまとめて充電するために、テーブルタップのようなものが必要という場合もあります。実際、筆者もコンセントを分岐させるものを毎回持って行っています。
そのコンセント分岐グッズをコンパクトにして荷物を減らそう、というのがMOGICS Donut & Bagel(モジクス・ドーナッツ&ベーグル)です。
Donut & Bagelという名前の通り、円形をしています。テーブルタップが直方体の形をしているのに対し、あえて円形になっているところが工夫点です。
テーブルタップをつかう場合だと、ACアダプタ同士がぶつかりやすいです。
一方でMOGICS Donutの場合は、周りに置いてあるアダプタ類を・・・
ぶつからずに取り付けられます。
なおかつ旅行に持っていきやすいようにコンパクトになっています。
ここまでが、2016年Kickstarterに登場した従来のMOGICS Donut & Bagelです。
MOGICSはKickstarterの期間終了後、ユーザーの手に届き、実際に使った人から多くの感想や意見が寄せられました。
その中のひとつに、Donut & Bagelのプラグ部分がコンセントに刺さらない、という問題がありました。コンセントを分岐させようにも、そもそもDonut & Bagel自体がささらないことがありました。
日本のコンセントは平面ですが、ヨーロッパなどのコンセントは窪みがあり、そこにプラグをはめこむようになっています。
そこでプラグの先に別のアダプタをさすという妥協策が考案されました。しかしコンパクトさがうりなはずなのに別のアダプタを指すというのは、使えないわけではありませんがいまひとつです。
今回はその部分が改善され、プラグの棒の部分が伸びるようになっています。くぼみ部分を跳び越すようにさせるようになりました。
またはんだ付けの部分の強度も改善されました。
Donut & Bagelは、ショートで機器がこわれないようにフューズがついています。従来版からですが、予備のフューズもDonut & Bagelの内部に内蔵されています。
内蔵でない場合、肝心な時に替えのフューズが見つからなくて困るということも起こりえます。本体と一体化していればその点は安心です。
Donut & Bagelは、コンセント形状が違うモデルです。Donutの方は日米コンセントの機器をさせるようになっています。Bagelの方は各国のプラグがさせるユニバーサルコンセントになっています。
なお電圧は変わらないので、Donut & Bagelを間に入れても220Vの国で100Vの機器を使うことはできません。220Vの国では、220Vに対応したACアダプタなどが必要です。
どちらのモデルも、MOGICSのつなぐ先は、日米コンセントになっています。
日米コンセント以外にMOGICSをつなぎたい場合はどうするか。アダプタが標準で付属していて、コンセントの形状を各国のものに変換できるようになっています。
支援者が1000人到達したので、専用のキャリーケースも付属することになりました。
デザインは何種類か用意されています。標準の柄なしのもの以外に、いろいろな国の街が描かれたものや・・
クリスマスバージョン、
なぜか猫も。
更に謎ですが、チベットやネパールであるような、マントラを書いたマニ車バージョンもあります。
マニ車は、回すとご利益がある、というものです。 画像出典: Wikipedia
まとめ
お値段は$39+$10で、$49(約5,500円)です。
2017/12/17まで支援受付中です。
コメント
アダプターは要らないので、真ん中の空洞を無くして、直径をもっと小さくした、「mogicsマフィン」が出ることを期待します。