MOGICS Donut(モジクス・ドーナツ)は、コンセントを分岐させるタコ足です。ドーナツ状になっているところが特徴です。
Mogicsライトというものが既に存在しますが、今回のドーナツはMogicsシリーズの一つです。
使い方
思わず手を出したくなるドーナツ。
四方八方から手が伸びます。
・・・・この形を活かせないだろうか?
そうして生まれたのがモジクス・ドーナツです。(写真で黒の部分)
使い方は非常に簡単です。このドーナツ状の部分に・・・
電源アダプタを差し込みます。これだけです。これだけ見ると、何の意味があるの? だから何? と思うかもしれません。
テーブルタップのコンセントに電源アダプタを差し込もうとしたが、ぶつかって刺さらなかった・・。こんな経験はないでしょうか? 最近はぶつかりにくいように細長いアダプタになっている物もありますが・・。
モジクス・ドーナツは、円形状に差し込み口を配置することで、電源アダプタ同士がぶつからないようになっています。ここで最初の、ドーナツに手を伸ばす部分につながります。ドーナツに手を伸ばすかのように、電源アダプタが刺さりますよ、という話です。
手を伸ばす話はおいておいたにしても、一番ぶつかりにくい形状は何かと考えると、円になりますね。合理的です。
これが役に立つ場面は、旅行や出張です。充電したいものはスマホやらノートパソコンやらあるのに、ホテルのコンセントは1つしかなかった・・。こんな時にMogics Donutをつなぐと、コンセントを増やせるので便利です。
あるいは空港でも役立ちます。数少ないコンセントが取り合いになっている場面を時々見かけますが、Mogicsは一気に5個使えるので、他の人と一緒に使うということもできます。
さらにUSBポートも2つついています。高速充電できる2Aのものです。
大きさは比較的コンパクトで、胸ポケットにも入ります。
さらにドーナツの真ん中の部分には・・・
コンセント変換アダプタが入っています。アメリカ=日本、EU、イギリス、オーストラリアの形状に対応しています。
Donutと電源プラグの間は、収納ケーブルで伸ばせるようになっています。これは地味に重要です。コンセント直づけだと抜け落ちることがあるんですよね・・。Donutの開発者自身もよく旅行するとのことで、その経験が生かされているんじゃないでしょうか。
モデルは2種類用意されています。アメリカのコンセント(=日本のコンセント)が出口になっているMogics Donutと、EUなどのコンセント形状で使うMogics Begel(ベーグル)です。日本の機器で使う場合は、Donut版になります。
MOGICSシリーズ
Mogicsは、このドーナツの他にもいくつか存在します。
・グラスキャンドル風ライト Mogics Light(モジクス ライト)
初代Mogicsはボタン型のライトでした。筆者も持っています。
・コイン型ライトMogicsにバリエーションが登場 Mogics Suite(モジクス スウィート)
Mogicsライトの連装バージョンなど。こちらは目標額到達ならず、でした。
・直径4cm、かわいらしい防水のワイヤレススピーカー Mogics Speaker(モジクススピーカー)
さらにMogicsのスピーカーも登場しました。こちらは目標額に到達しました。これも筆者は持っています。
この他にもMogicsはあります。今回は約1500万円集まっておりスマッシュヒット、既に目標額を突破しています。
プロジェクトの責任者はシンガポール人のAsa Linさん。小型で丸い形、というところに熱意を持たされているようです。
まとめ
お値段は$29+送料$10で、$39(約4,600円)です。Donut版(USコンセント)です。
2016/2/29まで注文受付中です。
https://www.kickstarter.com/projects/962021031/mogics-power-donut-and-bagel-share-the-power-save
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