まるでアクション映画。ロープ使用のなめらかスクロール撮影が個人でできるグッズ | Wiral LITE(バイラル・ライト)

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Wiral LITE(バイラル・ライト)は、ワイヤーでカメラをつりさげる道具です。ブレのないきれいなスクロール撮影の動画が撮れます。

使い方

ドラマや映画では、登場人物が歩いていてるような場面があります。そのような場合では、画面から人物がはみ出ないように、カメラも一緒に動かしたりします。ドリー撮影と呼ばれる方法です。地面にレールを敷くなどして撮影します。 画像出典: Flickr
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そういった撮影をもっと手軽に、誰でもできるようにしたのがこのWiral LITE(バイラル・ライト)です。
Wiralは、ロープ上でカメラを動かす、という道具です。
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ロープ上でカメラを動かして何が楽しいのか? 実はこんな動画を撮ることができます。
奥からローラースケートで三人連なって走ってきました。何もしなければカメラの外に出て、画面に映らなくなってしまいます。
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しかしWiralによってカメラを後ろに動かしています。このおかげで画面から見切れることなく、ずっとスケートで滑っている場面をみることができました。
しかも動画なのでとても迫力があり、かつブレがなくなめらかです。まるでアクション映画のようです。こんな映像が個人で撮れてしまうぞ、というグッズなのです。
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動画はこちら。すぐにデモが始まります。面白いのでぜひご覧ください。音なしで楽しめます。


設置はおおむね簡単です。まずWiralに手持ちのカメラを取り付けます。
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GoPro(頑丈なカメラ)用のマウントもついています。
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1/4インチ三脚マウントもあります。最大搭載重量は1.5kgです。
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オプションでスマートフォンマウントもあります。ミラーレス/一眼やGoProがなくても、スマホでとることも可能です。
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Wiralが渡るためのロープをどこかに括り付けます。Wiralはロープ上を動くという性質上、まったく何もない平原では使えません。そういう場所ではポールなどを立てる必要があります。
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ロープを張っていきます。
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ロープのもう片方もどこかに留めます。たるまないように、ロープの一端はベルトで締められるようになっています。
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ロープを渡し終わったら、Wiralをロープに載せます。
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あとはWiralを動かして撮影するだけです。ロープを張る必要があるので、多少手間がかかります。
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Wiralの操作はリモコンで行うことができます。移動速度を変えたり、走行、停止などを切り替えられます。
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単にカメラがスクロールできるというだけでなく、普通ではできない動画を撮ることもできます。
川の上からどんどん家に向かって視点が移動していきます。川の上なので、通常ならこういった視点で撮ることはできません。
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家に近づいていき、窓の中から入る場面が撮影されています。空でも飛ばない限り取れない映像ですが・・
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実際にはロープが張ってあって、そこを伝ってカメラが動いていました。画面上部によく見るとロープが写っています。
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スケートで滑って行って・・
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ジャンプしているところを撮影したり。
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0.01mph(時速16m)で動く低速移動モードも付いています。ゆっくり動きながら夕日を撮っておき、後で早回し再生するというタイムラプスモードです。
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日が沈んでいくところをうまく撮ることができました。早回し再生なので、通常だとカメラの移動速度もとても速くなってしまいます。低速移動モードを使うことで、滑らかにスクロールしながら夕日が沈んでいく場面を撮ることができました。
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アクロバットもタイムラプスもしない、という場合でも使い道はあります。例えば子供の高さに合わせてロープを張り、キックボードで滑っているところを撮影しました。
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カメラの側からはこんな風に見えます。この場合は人間がカメラを持っても可能ですが、Wiralだと動きがなめらかになります。(ただし設置の手間はあります)
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何かのイベントで露店をスムーズにスクロールしながら撮影するというような例も開発元は挙げています。
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Wiralは空中でカメラを動かすので、手で持つ場合だとできない映像を撮ることができます。しかし空中から撮影するということならば、ドローン(小型無人ヘリ)でも可能です。
ドローンにないWiralの利点として、森の中のように障害物が多い場所でも使えるということがあります。ドローンだと木などに衝突する危険がありますが、Wiralだとあらかじめロープを張った場所しか動けないので、衝突の危険が相対的に低いです。
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マウンテンバイクで降りていく場面を迫力のある映像でとらえられました。
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あるいは室内のようにドローンが使えない場所などです。
ドームや球場といった大きな場所で行われるライブでは、運営側がワイヤーカメラで空中撮影していることがありますね。
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Wiral LITEは小型なので、持ち運びも簡単です。リュックに入れて持っていけます。
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FacebookやYouTube、Twitterといったサイトを使えば、撮影した動画を簡単に誰かに見せることができます。あるいは自分のスマホに入れておいて、直接友達に見せるということも簡単にできます。
こういう道具を使ってちょっと変わった動画を撮って、誰かに見せる。そういう楽しみ方ができそうだと思います。

まとめ

お値段は$199+$50で、$249(約27,900円)です。カメラは別途必要です。ロープは付属しています。スマホマウントは$249のコースについています。
2017/11/17まで支援受付中です。

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