Ticwatch、独自OSを捨ててAndroidに乗り換えても人気だった | Ticwatch S & E(ティックウォッチ)

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Ticwatch S & E(ティックウォッチ)は、スマートウォッチです。
同じ開発元の前作から、OSが変わりました。非常に大きな変更ですが、ユーザーには好評のようです。現状約1億4000万円集まっています。

使い方

今回のTicwatch S & Eの前に、同じ開発元がTicwatch 2というのを作っていました。2016年7月にKickstarterに登場し、最終的に約2億3000万円集まりました。
Ticwatch 2は、OSに独自のTicwear OSというものを搭載していました。時計の側面を上下になでるといった、独自の操作方法を搭載していました。
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しかしユーザーからは、Ticwear OSは安定しているが、アプリが少ない。Android Wear(スマートウォッチ用Android)を搭載したほうがよいのでは、という提案が寄せられました。
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そこで今回のTicwatch S & Eでは、OSがAndroid Wearに変わりました。
前作Ticwear 2は独自のOSを積んでいることが大きな特徴でありセールスポイントでしたが、今回は言ってみれば普通のスマートウォッチになりました。その代わり、普通にアプリが使えます。なかなか思い切った決断ですね。
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スマホなしでTicwatchだけを身に着けて走っているとき、GPSによって走った位置を記録できます。このGPSの精度がいまいちだ、という声も寄せられました。
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この点も改良して、GPSの精度を上げたと開発元は言っています。開発元によれば最高3倍とのことです。
またTicwatch Sモデルの方は、時計のベルト部分にGPSのアンテナを内蔵し、さらに精度が上げています。Eモデルの方は時計本体部分にGPSを内蔵しています。
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また防水でないのが残念だ、という意見も寄せられました。そこで今回は、IP67の防水性を持たせてあります。
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睡眠を記録できる機能をつけてほしい、という要望も寄せられました。今回はOSがAndroidになったおかげで、アプリストア(Google Play)にある睡眠計測アプリをインストールして使えるようになりました。Ticwatchの開発元がアプリを開発するには限界がある、ということでもあります。
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前作からですが、心拍計も付いています。アプリで心拍を記録することができます。
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時計に話しかけることで音声メモを取る機能もあります。
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入り口の壁のところでマークがm520、というメモを取りました。
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スマホを取り出さずにさっと次の予定を見たい・・・
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スマートウォッチの画面に予定やメールを表示する機能もあります。
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この時計自体のOSはAndroidですが、ペアとして使スマホはiPhoneとAndroidの両方に対応しています。どちらかのスマホはTicwatchを使うために必ず必要です。
OSがAndroidになったことでユニークさ薄まりましたが、ユーザーから見た利便性は上がったのではないでしょうか。アプリがたくさんあるという点はかなり大きいと思います。

まとめ

お値段はTicwatch Eが$119+送料$15で、$134(約15,000円)です。
2017/8/18まで支援受付中です。

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