
ZeTime(ジィータイム)は、時計の針とタッチパネルの両方を備えた、スマートウォッチです。
使い方
ZeTimeは、スマートウォッチです。腕時計の文字盤の部分が、カラー液晶ディスプレイになっています。

液晶ディスプレイなので、文字盤の背景部分を簡単に好きな絵に変えることができます。ここまではスマートウォッチなら普通です。

ZeTimeはアナログの腕時計と同じく、時計の針を備えています。液晶画面に表示されるものではなく、実物の針です。この針が液晶画面の上に位置する、という構造になっています。

実物の針なので、カバーを外すと触ることもできます。
ZeTimeはタッチパネルも付いています。しかし針の下に液晶ディスプレイがあるのならば、タッチパネルに触れません。

実はZeTimeは四層構造になっており、カバーの下にタッチパネル、針、液晶画面という構造になっています。針の上にタッチパネルを置く、という構造です。

時計の針も、スマートウォッチによってコントロールされています。例えば旅行先の現地時刻に自動で針を動かして合わせてくれます。

液晶画面に天気などを表示しているときは、自動で針を動かして邪魔にならないようにしてくれます。

画面を切ると、針が動いて時計モードに戻ります。

液晶画面は常時オンではありません。バックライトで電力を消費してしまうため、普段はオフになっています。
しかしZeTimeは針がついているので、時刻だけは常に見ることができます。時計の針がALWAYS-ONというわけです。

スマートウォッチ全般にある、スマホからの通知機能もあります。

時計の裏面には光学式心拍数センサーを搭載しているとのことです。

ZeTimeの設定用アプリは、iPhoneとAndroidに対応です。ZeTime本体はAndroidではなく、独自OSです。Android Wear用のアプリは使えません。

ZeTimeはかなり野心的な作りですが、現状で最低限の実機デモは動いています。

リスクとして考えられるのは、次のような点でしょうか。
・採算割れ
・予定している機能が多すぎる
・独自OSなので、アプリが少ない
Kickstarterでのキャンペーン価格は本体$139(約15,300円)ですが、これはなかなか大変ではないでしょうか。通常のスマートウォッチと違い、時計の針をタッチパネルと液晶で挟み込むという構造です。製造工程が複雑な分、値段も上がりそうですが‥。
また心拍数モニターなど、いろいろと機能が多いですが、すべて作り切れるかという点もリスクとして考えられます。あまり期待を上げすぎないほうがよいようにも思います。
まとめ
お値段は$139+送料$10で、$149(約16,400円)です。
2017/4/27まで支援受付中です。



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